なかなか同じ業界の中で、「友」と呼べる人は少ない。

しかし、自分より5歳上の先輩であるが、シンクレイヤの山口正裕社長は、間違いなく「友」である。

その山口正裕社長が、日本CATV技術協会の理事長に就任された。




自分としては、本当に嬉しい限りである。

ケーブルテレビ山形からは、笹原専務と営業部門トップの吉田局長、技術部門トップの山王副局長が参加し、シンクレイヤのみなさんと、『辰寿し』の奥の院で、山口理事長就任の祝杯を挙げる。




辰寿し奥の院の別館を入ると、藤沢周平さんの色紙が飾ってある。

「軒を出て 犬 寒月に照らされる」

藤沢周平先生が、今頃の季節…12月あたりに読んだ詩であろうか…。






そんな風情のある場所で、「辰寿し」名物の『かも鍋』を食べた。

だしが良く、鴨も柔らかくて美味しい。




山口社長とは、もう15年前からの付き合いで、ケーブルテレビ山形が、インターネット事業に参入した頃から、モデムやセンターの機器やシステムで、お世話になったのである。








甘鯛の西京焼きや、きくわたの酢の物なども、美味しい。

懐かしい話を、心のこもった料理が、さらに素敵な空間を作り出すのである。




40歳そこそこの自分は、ケーブルテレビの未来を熱っぽく語り、山口社長も、ケーブルテレビというメディアにこだわった。

お互いに、出資をしあい、メーカーとオペレーターの関係を越えたのである。

当時の頃から、自分は先に「これからこういうことをする。こんなものを創る。」と、宣言するタイプだそうで、それをことごとく実現してきた…と、山口社長からは、嬉しい言葉をいただいたのである。

日本で一番最初にアンテナなるものを作ったのが、山口社長のお父様である。

世代を繋いで、日本のCATV技術協会に貢献してきたとは、あっぱれ!である。




最後は、辰寿しの握りで締める。

そして、二次会はお隣のフェイスへ。

アメリカで、今年、英語でプレゼンテーションするために、個人に家庭教師をつけた話や、アメリカでは、素晴らしいスピーチをされたなど、話はどんどん花咲いていくかもしれない。

これからの、山口理事長の活躍に期待したい!