2005年、今から10年前、『YMF山形国際ムービーフェスティバル2005』が開催された。

その年は、宮城県の本拠地のプロ野球チームを『ライブドア』のホリエモンと、『楽天』の三木谷氏が争っていた次の年である。

自分と堀江貴文氏は、東北ケーブルテレビネットワークとライブドアの提携というカタチで、縁を持ち『ワンコインズシネマ』や『YMF山形国際ムービーフェスティバル』の開催ナドを企画し、実質的運営をする。

YMF初回大会には、堀江貴文氏も参加して、華々しく『最も新人映画監督を支援する映画祭』『新人映画監督の登竜門』として、話題を独占した。

あれから10年が過ぎた。

その時の初日の夕食の場所が、『最上亭』
の鉄板焼きだったと思う。







そして、映画祭側のホリエモン付きスタッフが、当時のケーブルテレビ山形の須貝主任だったらしい。







先日、かなり久しぶりに、須貝部長と食事をした。

「リクエストある?」と聞いたら、「最上亭」とのこと。

理由は、「10年前に、堀江社長の付き人をした時に、いずれ自分も最上亭の鉄板焼きを食べたい…そう思っていました。あの時は店の外でジュージュー音だけが聞こえていました。」とのこと。

ある意味、やはり須貝は凄いな…自分の力で実現してしまうんだ…そう思ったのである。







この日、須貝と夕食を共にしたのは理由がある。

ケーブルテレビ山形のグループ企業には、女性部長級以上の役職が6人いる。

皆が能力は高く、社会に貢献できる人間力もある。

その中でも、局長という職員の最高位のポジションのひとつ前の、副局長職に、今回須貝部長は昇進したのである。

誰もが分かる営業力と統率力。
圧倒的な力を持つ人間である。







そんな昇進祝いの意味も込め、仕事やプライベートや、ケーブルテレビ山形への入社日からの思い出など、実に多くの話をした。





実現する力を持つ人間は、希である。

昨日、『でん六』の鈴木隆一社長の、ご子息の結婚式で、長谷川吉茂山形銀行頭取がおっしゃていたが、陽明学『知行合一』、日本古来の『言行一致』の、根源は『誠実・インテグリティ』であると…。

まさに、彼女がいつも言う『フェアに!』に繋がっている。


そんな彼女が10年で掴んだ何気ない夕食ではあるが、きっと、いつか、更なる夢の実現に向かって、羽ばたいてくれることを、願わずにはいられないのである。