毎年、夏が終わる頃、東海大学山形高校を運営している、東海山形学園の理事・評議委員の全員が親睦の為の懇親会を行う。



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山形市には、6つの老舗料亭があり、『六曜会』という組織を作っているが、明治時代から、料亭がひとつも欠けることなく存在していることが、山形市の花柳界のポテンシャルであると思う。

合わせて、食文化の質の高さと多様性も、その理由のひとつであろう。



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東海学園の懇親会では、これらの料亭を経験し、食文化の歴史に触れようと、これまで『揚妻』『の々村』『亀松閣』『四山楼』と、毎年1ヶ所ずつ伺ってきた。

今回は『嘯月(しょうげつ)』である。



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今年は、評議委員の鏡さん、飛鳥さんが退任され、屋島さんがご逝去された。

この日は、代表して参加された鏡さんからのご挨拶をいただく。



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県産の日本酒も準備していただき、楽しい時間を過ごす。



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お造りが、氷のドームで囲われて出てきた。

少しずつ割ってもいいし、スポッと囲いごと取ってもいいらしい。

粋なアイデアが、驚きと楽しみを提供してくれる。



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老舗料亭の良さは、歴史や文化が醸し出す空間と、こだわりの美味しい和食。

この場にいるだけで、心が癒される不思議さがある。



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季節を感じさせる旬の料理。



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普段は話せない内容や、人柄やプライベートなことにも話しは及ぶ。



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山形牛の和風ステーキ。



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とても、良い空間を『嘯月(しょうげつ)』から提供していただく。

当代の中山史人社長から、最初にご挨拶をいただき、当料亭の歴史をご紹介いただいたが、自分の父親と中山社長の父親が、山形南高校時代の同級生で親友であった為に、親子二代にわたるご縁となる。



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最後に、今年初めての、『松茸ごはん』を食べる。

香り松茸、味はしめじ…歯応えは舞茸?

秋の味覚は、豊富である。


また、東海学園の理事・評議委員の親睦が深まった気がした。


評議委員会から、鏡さん、飛鳥さん、屋島さんが退任され、メコムの安部弘行社長と、吉村和武県議が就任されることになった。

これまでのお力添えに感謝を表すると共に、これからのご協力をお願いしたい。