2008年4月26日(土)、ムービーオンやまがたは、独立館としては山形県初の、大型シネマコンプレックスとして誕生した。

東北最大級の大型スクリーンを持ち、10シアターを有する。

秋田新幹線や北陸新幹線をデザインした、フェラーリのデザイナーの奥山清行氏がデザイン監修を担当。

当時は大きくメディアに取りあげられた。



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ちょうど4月26日、日曜日で7年目を迎えた。

あっという間だったが、現在までの道のりは、山あり谷あり嵐あり…様々な出来事や物語があった。



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飯野専務は、七日町の伝説の映画館『旭座』の時代から40年間、山形の映画文化の中心にいた。

車社会に適応した、郊外型の『シネマコンプレックス』の建設と運営が夢であった。

その夢を叶えたのを見届け、天に召されたのである。



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飯野専務の『夢の続き』を引き継いだ多くのスタッフ達。

様々な事情で、ムービーオン丸という船のクルーを辞めざるをえないスタッフもいたが、バトンを受け取ったスタッフ達は、今日も現場で大忙しである。



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そして、この7年間、何よりもムービーオンを支えてくださったのが、映画を観に来てくださるお客様や会員の方々。



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日常の中にある『非日常の空間』で、ゆっくり夢の時間を過ごしていただきたい。



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時として、人間の社会は、理不尽で不合理で全てが美しいものではないかもしれない。

しかし、人間だからこそ、ロマンや愛、そしてファンタジーを追い求めるのだ…。



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8年目に突入したムービーオンやまがた。

次の世代の子ども達が、いつの日か、本物の映画館が、故郷山形に在る意味を知る時まで、全スタッフは、さらなる飛躍を堅実に進めていきたい…そう思うのである。