今年で、戦後70年。

広島市や長崎市へ、原子爆弾が落とされ、一瞬で2つの都市の住民の命や日常の暮らし、町並みや自然が破壊された第二次世界大戦…太平洋戦争。

最後は、日本国中が、空爆や攻撃を受け、数百万人の命が散った。


許されざる行為である。

国家としての勝ち負けではなく、一般人を殺す行為そのものが、許されるものではない。

戦争という概念が歴史的事実として人類史の中に存在しているにせよ、当時のアメリカ軍が、日本軍に所属していない、一般の人まで無差別殺人を犯したことは、『行き過ぎ・やり過ぎ』と言わざるをえない。

当然、日本軍も他国の一般人を殺害したとしたら、心からのお詫びは当たり前のことである。


最近、日本国の首相は、軍と自衛隊を一色単に考えているようだが、大きな間違いに気がついているのだろうか?


軍隊は、相手を殺傷するための専門職である。

自衛隊は、自分の家族や国を守る為の専門職である。

これが、同じ存在意義だと捉えるとすれば、自衛隊そのものへの不敬であり、あまりにも政治学を学んでいない方であると思う。

自衛隊を、公式の場で、『我が軍』などとは言わないで欲しい。
自分達国民の自衛隊なのである。



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そんな中で、場所は、焼き肉『丸源』


東映の村松取締役との打ち合わせを行う。



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戦後70年を迎える夏に、日本中の『おかあさん』に捧げる映画『おかあさんの木』について。

平和教育を誇りとしている、東海大学山形高校と繋げたいと思った。
それを全国へ発信したいと思う。


次に、日本政府とトルコ政府の合作映画『海難1890』について。
当時の『エルトゥールル』の物語である。


最後は、YMF山形国際ムービーフェスティバルの、スカラシップ制度の改革について。


村松取締役は流石である。
大切な事が、次々と決まっていく。

すべてが良い形に進めば素晴らしいと思う。


平和教育ほど、人間の本能を、人格や教養で高次元な価値にすることは難しいかもしれない。


しかし、それに挑むことこそが、教育や人づくりの主眼であり、それを学校全体で取り組んでいるのが東海大学山形高校は素晴らしい。


戦後70年を迎える今年、国民、県民、市民のひとりひとりが、『平和の尊さ』を考える年としたいものである。