3月4日(水)、山形県立産業技術短期大学校の、平成26年度『清水賞』の審査会が行われた。



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この『清水賞』は、産業技術短期大学の学生による研究内容の中で、最も優れた『研究』をした学生に与え讃える。



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今年は11人が課題と研究発表を行った。



「加速度センサを用いた生産状況見える化システムの考案」

「スマートオブジェの開発」

「ジョイントベンチャー方式を用いたシステム開発におけるプロダクト要求策定とプロジェクトマネンジメントの一考」

「圧縮試験による大腿骨骨頭の応力-ひずみ曲線とポアソン比の所得」

「センサによる見守りシステム」

「ポスト工業化社会における-原価計算基準-のあり方についての考察」



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審査員は、産業技術短期大学校長の横山正明氏、山形大学工学部長の飯塚博氏と、自分の3人である。



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「住宅の省エネルギー基準に適合した断熱施工モデルの製作」

「鉄筋コンクリート造施工モデルの製作」

「一般細菌の物理的殺菌方法に関する研究」



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「住環境中のダニアレルゲン濃度分布の測定」

「建設業における人材不足・育成の実態と技能向上の効率化」



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頭が、くたくたどころか、かなり難解なモノもあったが、学生の研究への姿勢には、ただただ驚いたのである。


結局、『清水賞』は、建築環境システム科の2年の渡邊美樹さんが、その栄に浴した。

日常の中に、気づきや疑問を持ち、シンプルな中にもこだわりがあったと思う。


6年に渡り審査委員をやらせていただいている。

約1日かかる審査会ではあるが、自分にとっては『頭の体操』になり、いつも学生の皆さんから元気を貰うのであった。