11月23日(日)、日本プロオーケストラファンクラブ(JOFC)協議会・第8回総会が、山形県山形市で開催された。

同日、山形交響楽団第240回定期演奏会が行われた。


その2日前の11月21日(金)の午後9時に、上田札幌市長が山形入りし、飯森マエストロも合流し、今回のアテンド役の加藤総業の加藤社長、そしてありがたいことに、自分も招かれ、4人で食事をした。



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お会いした場所は、山形一の米沢牛、山形牛の店、『佐五郎』。
最高の米沢牛のしゃぶしゃぶを食べた。



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写真左側の加藤総業の加藤社長は、酒田地区を中心に、約20機の風力発電の『風車』を保有しており、山形県の風力発電の牽引者であり、原子力に代わる自然エネルギー事業のファーストペンギンを担う。

また、代々続く建設資材会社としても、しっかり地に足がついた堅実な経営をされており、庄内地区の時代を担う経済界の中心人物。

さらに、山形交響楽団のファンクラブの会長で理事も務めている。

本質を見る力と気遣いの人であり、穏和で懐が深い大器。

ウルカヌスの会(森羅万象勉強会)では、長谷川吉茂師匠の同門である。


写真右側の、上田札幌市長とは、市長になる前から友人であったとのこと。



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我が国最北に位置する、190万人の政令都市、札幌市。

2003年から現職で、3期目の66歳である。

26歳で司法試験に合格し、道央法律事務所に所属。
北海道知事、衆議院議長を歴任した横路孝弘氏とは、同僚であった。


日本プロオーケストラファンクラブ協議会の会長でもあり、この日は、東京でのIRの公務が最後で、そこからはプライベートだそうだ。



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飯森マエストロの突き抜けたスター性はもちろんだが、モンテディオに続き、パスラボ山形ワイヴァンズのアンセムを作っていただき、その行動力たるや素晴らしい。



上田市長は、交響楽団もいかに多様性を寛容するかのダイバーシティが命綱だといい、地方債を間接金融ではなく、直接金融で、市場から賄っている。

こんな、経営者的な、それも本質的な哲学や思想を持ち、行動的な市長がいるのか…と、カルチャーショックで鳥肌がたったのである。

来年で3期が終わり、市長をお辞めになるそうである。



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しゃぶしゃぶを食べながら、プライベートのご自身を解放しながら、オーケストラのロマンチック街道を作ろうなどと、真面目に語る行動派文化人。

以前、ある方々と、地方債の件で、一夜にして、山形市の債務を0にできると、説明したことがあったが、それをいとも簡単にやっている首長がいたのである。


二次会にも行き、この日は、午前0時過ぎまで語り合っていた。


とても、学べた、最高の出会いだったのである。