日本映画を代表する俳優の高倉健さんが、今月の11月10日(月)に亡くなられたとのニュースが流れた。


一世代を写し出した彼の日本男性像は、ある意味、日本社会の芯であり、憧れであったことは間違いない。



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ムービーオンやまがたの入り口には、スタッフ達が作った、高倉健さんへの追悼のメッセージや、ありし日の映画の切り抜き等が貼ってあった。


シャイで寡黙で、余計な言葉は使わない。
絶対的な強さの中に、優しさが溢れている。
男たるもの、人生を賭ける覚悟を持つ。
義理と人情を背負って、片手はズボンのポケットに手を入れている。

それらを、眼光の鋭さと、肩で語る。


永遠のカリスマ、高倉健さんの逝去に対して、心より追悼の意を表すと共に、ご冥福をお祈り申し上げる。



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ムービーオンやまがたでは、現在奇しくも、高倉健さんが出演している『ブラック・レイン』を、午前10時の映画祭で11月28日の金曜日まで上映する。


さらに、11月29日(土)からは、2週間にわたり、日本アカデミー賞の栄誉に輝いた、高倉健さん主演の『幸福の黄色いハンカチ』が上映される。


在りし日の、高倉健さんの姿を、是非、スクリーンで観て欲しいし、心に刻んで欲しい。


高倉健さんが、こよなく愛した映画の本質を、これから自分達が、しっかり繋いでいかなければならないと、強く思ったのである。


合掌