ケーブルテレビ山形は2014年10月1日で、開局20周年を迎えた。



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1994年から、この20年という長きにわたり、『小さいけれど、されど尊い物語』を取材収録をし、何千という番組を作ってきた、ケーブルテレビ山形制作局のスタッフである。

あの日から、20周年を迎えたのである。

他にも、多くのスタッフが関わったが、今回の『開局20周年記念番組』は、このメンバーで放送する。



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メインキャスターは、鈴木淳予が担当する。



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アシスタントアナウンサーは、松本温美。



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社会派のベテランアナウンサーと、情報番組の新人アナウンサーが、一緒に伝えていく2時間。



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今回の『開局20周年記念番組』は2時間スペシャルと時間枠を拡大する。

特色は、ケーブルテレビ山形という会社の成長と軌跡に沿い、その時々作られた番組を、開局から今に到るまでの歴史を、番組で綴っていく構成である。

さらには、その番組の制作ディレクターが、ナレーションを読んでおり、番組を企画するきっかけだったり、当時の思いを、語っている。


また、番組を4ブロックに分けて、『市民のケーブルテレビ局』→『夢に向かって』→『復興への思い』→『未来へ向かって』とサブタイトルをつけ、制作者の視点や価値観の深化も面白い。



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最初の『市民のケーブルテレビ局』のブロックでは、『パイキングステーション』『トーク番組』『テレビカウンセリング』の3つの看板番組のダイジェストを放送する。


この3つの番組は、すべて開局当初からの、『鈴木まり子(中谷まり子)』アナウンサーから始まったのだ。

担当ディレクターは、夜中まで打合せをし、共に勉強をしたのである。

番組成功の鍵は、本人のスキルアップが何よりのファクターであり、感性がもともと強かった彼女は、さらにその資質を研ぎ澄ませていく。

さらに、生涯で一番勉強したというくらい、多くの知識を得ていった。


まり子アナウンサーは、この日、東京からわざわざゲストとして来てくれたのである。



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さすがレジェンドと言われているアナウンサーであり、この日の彼女の言葉が、改めてひとつひとつの番組の本質を掴んでいると感心したのである。

早く復帰して欲しい。



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松本アナウンサーは、実物を前に、かなりあがっていたようであった。



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自分も、『バイキングステーション1000回記念番組』とは違う手法で、久しぶりにスイッチングをやり、順撮りでの手法を用いたかったので、その場の感情の昂りや、臨場感でシナリオを書いた。



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現場のみの制作時間は、延べ14時間にわたる今回の番組。

國井フロアディレクターのフォローも見事であった。



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定永とは、『はなははな』と『周年番組』以来の制作かも…。



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番組にも出演し、『これからのケーブルテレビ山形は、どの方向へ行くのか?』との話をしたのである。



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みんなで編集やら音入れをし、最後まで愛情と感謝の気持ちを持って制作したのである。

ケーブルテレビ山形の伝えたいことを凝縮した2時間。

10月12日の日曜日から、10月31日までの放送予定。

イチオシの番組☆である。