自分にとっては、9月26日は、忘れられない日となった。



高齢になった母の部屋を増築しようと、この日は朝から地鎮祭と荒神祭を執り行っていただいた。



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湯殿山神社の渋谷宮司から祈祷をしていただき、建設工事は市村工務店で執り行っていただく。

市村工務店の市村清勝社長は、朝から参列していただく。


それから数時間が経ち、午後1時50分、市村清勝社長の実父の市村健一会長が、入院先の病院で、奥様と会話をしている間に、静かに息を引き取られた。

享年89歳。

山形建築組合長、山形県建築協会会長、山形地方裁判所調停委員などの公職を歴任された。


その日の夜、ご自宅へ伺って、線香をあげさせていただき、ご尊顔を拝した。

父親の代より大変お世話になり、感謝と御礼を伝えたのである。



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真っ直ぐで、誠実で、ぶれない生き方が好きであり、尊敬できる方だった。

また、山形の宮大工のレベルを、全国トップクラスまで押し上げたのも市村会長である。


長男である、市村清勝社長も、会長の精神や生き方を引き受けていらっしゃる方。


本日の10月3日は、市村会長の葬儀であり、参列したが、パレスグランデールは溢れんばかりの人であり、会長の生前の人間関係の素晴らしさを物語っていた。


生者必滅 会者常離は人の世の習いではあるが、どうか愛すべき山形の未来を、天空から見守っていただきたい。


合掌。