3月3日(月)、今年も1年の中で、最も頭脳を使う1日である『清水賞』審査会の日がやってきた。



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山形県立産業技術短期大学校の、最も権威ある研究者へ贈られる賞である。



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審査員は、横山正明校長(工学博士)と、山形大学の副学長の小山清人教授と、自分である。



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予選を勝ち抜き最終審査のプレゼンテーションを行えるのは、たったの8名である。



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今年は、ケーブルテレビ山形の局部長級や管理職級からも、若い研究者たちの、構造化能力や、思考プロセスや、効率の科学的根拠や、プレゼンテーション能力を学んで欲しかったので、数名が参加した。



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今年の発表テーマは、『ポンプ用羽根車バリ取り装置の開発』や、『有機ELを光源に用いた光弾性実験による軟材料の内部応力観察と持ち運び可能な実験装置の開発』や、『圧縮試験におけるデジタルマイクロメータを用いた大腿骨・骨頭のポアゾン比算出』や、『フェールオーバー機構を用いた高可用性システムの試作~仮想化技術による「見れるんです」のシステム基盤再検討~』など、超難解で頭の体操どころではないのだ。

質問するのも必死である。



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研究内容は、毎年レベルアップしている。

とにかく、若い研究者達の、真剣な取り組む姿勢が素晴らしかった。



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また、今年は、チームとしての複数学生によるチャレンジが、新しいスタイルとして登場していた。


技術革新は、いつの時代も、若者達の中から生まれてくる。

それは、ひょっとしたら、取り組み続ける『情熱』なのかもしれない。

彼らの今後に期待したい。