本日11月3日(日)午後5時より、山形グランドホテルの2階サンリヴァにて、里之宮湯殿山神社『神幸会(みゆきかい)30周年記念祝賀会』が開催された。



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そもそも、『神幸会』とは、山形市の雁島公園にあった『里之宮湯殿山神社』を、現在の文翔館の西隣に『遷座』した時に、例大祭に神輿渡御をする為に氏子若衆を募って発足させたそうだ。



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初代神幸会会長の吉田福平氏が、神幸会の歴史を紐解き、今の13代目の関会長までの流れを話される。



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自分も、西川町で開催されていたイベント『月山青春音楽祭』から、高速道路を通り、なんとか祝賀会に間に合った。

渋谷宣寛宮司、後藤又兵衛責任総代、鹿野道彦奉賛会長に続き、自分は『10年前に、父親が亡くなり、その後を継ぎ奉賛会の副会長を仰せつかった。』との経緯を話し乾杯をする。



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会場には、神幸会の全会員150人の約半分の出席と、友好団体の歌懸稲荷神社うの会、鳥海月山両所宮随神会、豊烈神社神輿会、六椹八幡宮氏子青年御輿会、東根東鳳会、左沢柏風会等が、参加していた。



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そして、寒河江陵友睦会の方とは、共通の知人の話になり、一緒に写真を撮る。



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自分の友人の村山修介氏の姉である、渋谷宮司の奥さまは、氏子の母や姉のように、みんなを支えて下さった。



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自分の主治医で、ケーブルテレビ山形の産業医の根本先生も、神幸会の会員である。



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渋谷宮司は、神幸会から、30年前の遷座の時の写真を贈られて、当時を振り返り話されていた。


自分も、様々な話を伺った。

親戚である山形県知事吉村美栄子の長男展彦は、湯殿山神社の渋谷宮司と、諏訪神社の澤村宮司のご支援で、現在、山形県の神社庁に務めている。

実は、本日同席した、元農林相の鹿野道彦氏や、自分の父親も、諏訪神社の澤村宮司の先代や先々代から、大変お世話になった。

そして、両人とも湯殿山の渋谷宮司と共に、遷座に関わったのである。

そんなご縁で、鹿野道彦氏は奉賛会長、自分は副会長になっている。

そのことを話したら、渋谷宮司は『見えないチカラや存在を、それを人は、「神のお導き」と呼んだり「ご先祖様のお陰」と言ったりする。大きな流れを、天や神から授かっていると思う。あなたが、山形のことを元気づけようと一生懸命、多くの役割や仕事を持つのは、亡くなったお父さんが天から「頑張れ!」と言っているかも知れないし、神のチカラかもしれない。大切なことは、そういうことに気づいたり、感じたりすること。』と話され、ただただ、頭を下げるばかりだった。



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最後に、歴代会長が壇上にあがり『手締め』をする。

しかし、大沼善広元会長は…。



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神幸会の発足の時に産まれた、30歳になる息子大沼正彦くんに、三本締めをさせた。

この神幸会に込めた願いが、未来へ続くために…。


心が洗われた祝賀会であった。

鹿野道彦元農林相とも、久しぶりにゆっくり話をした。

最初から最後まで、鹿野先生も自分も二人とも次の会合がなく、2時間30分、びっしり参加していた方々と話ができた。

これもまた、神の為すチカラなのであろうか…。

鹿野道彦先生が、最後まで言っていたこと…それは、『和』と『乱れのない心』

今の日本に欠けていると言われていた。

この会での、様々な出会いと教えを大切にしたいものである。