生まれて初めてファンクラブに入ったのが、昨年の今頃。

初めて『平原綾香のコンサート』に行こうと、かなり早い段階でチケット予約をしたのに、当日に山形県民会館に行ってみたら、3階席だったのだ。

コンサートも良かったし、席に不満も無かったが、「何故3階席なのか?」「もっと前で観るにはどうしたらいいのか?」と思っていたら、ステージ上で、「ジャパネットあやか」のコーナーで、「ファンクラブ」に入るといい席が取れると平原綾香が話していた。



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さっそくファンクラブに入会して、コンサートのチケットを4枚申し込んだら、なんと、前から2列目で、中央から左に7番目位の席であった。



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全席指定席なのに、昨年同様に、来場者は並ぶのである。

県民会館前は、長蛇の列であった。

その間、昨年に続き一緒に来た、丸勘青果市場の佐藤明彦社長と、いろんな話をして、時間をつぶす。



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コンサートは、『10thアニバーサリーコンサート』であり、平原綾香としては、感無量の感動のコンサートツアーであることが、しっかり伝わってきた。



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2曲目の『おひさま』を歌っていた時には、すでに彼女の瞳に涙が光っていた。



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2、3メートルの近さで彼女を観て、改めて強烈に感じたことは、『音楽に、とても真剣に向かい合っている。』『聞いている人たちへ、しっかり届けようとしている。』そして、『様々な人々や出来事や思いや願いと、繋がろうとしている。』

だから、立ち見席が出るくらい、会場を埋めている、いや、溢れている人々が、平原綾香の呼び掛けに応じ、『星つむぎの歌』を、大声で合唱するのだと思った。

隣の席の、丸勘の某明彦社長は、大声でビブラートをかけて歌っていた♪
自分も、彼から負けないくらい大きな声で歌った。



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2003年、19歳の時に『ジュピター』でデビューし、セカンドシングルは『明日』…倉本創のドラマの主題歌。

どちらも、最高だった。



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すべての曲が良かったが、心が震えたのは、『レ・ミゼラブル』の『夢やぶれて』だった。

体全体に感動の波が何度もやって来た…。
押し寄せてきて、飲み込まれた。



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綾香が今日歌ったすべての曲である。

バラードやクラシックはしっとりと深い波となり、ジャズやロックやタップは、リズムが小気味いい波となる。

ふたつのイメージを与え、ステージングも素晴らしい。

プロ中のプロであり、『歌』に引き込まれていくのだ。



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移籍やステージの後ろ側にある悩み、そして、歌そのものの音楽的課題。

たぶん、そんな人生を生きる上での荒波を乗り越えながら、彼女は歌い続けていくのだろう。

愛するチカラと、歌を届ける天命を忘れない限り、平原綾香は、きっとレジェンドになると思う。


最高のコンサートであり、ラストはスタンディングオベーションが続いた。


彼女のような真剣な生きざまを持つ人に出会い、同じ時間と空間を持つしあわせ…。



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全国へ、愛の歌を伝えてほしい。