本日7月27日(土)、山形グランドホテルにおいて、南山形幼稚園理事長の菅藤哲朗先生の、『瑞宝双光章受章を祝う会』が開催された。



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オープニングは、南山形幼稚園の年長組による演奏である。



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ベートーヴェンの『歓喜の歌』は、圧巻だった。
5歳児が、ドイツ語で歌い、全員楽器も奏でる。


さすが菅藤先生の幼稚園であると思った。



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吉村美栄子山形県知事、鈴木正法県議会議長などの祝辞に続き、東北文教大学の内田英子学長より花束を受け取られた菅藤先生の御夫妻。


謝辞でのお話は、感謝感激であった。

先生は、いつも順風満帆ではなかったこと、サムエル・ウルマンの『青春とは』をこよなく愛されたこと、いつも理想の灯を高く掲げていたこと、幼稚園が続けられない非常時には必ず誰かが応援してくれたこと…等を話された。

しかし、自分は、それもこれも、菅藤先生の人間力、子ども達への愛情の深さから派生されるものだと思う。


『命輝く子等との邂逅ふたたび』
菅藤先生の言葉である。


平成15年に、故吉村和夫山形市長より、幼稚園と保育園を一緒に建設するという、今では幼保一体も認められているが、当時は、全国に先駆けての英断であったと祝辞の中で降れていた。



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会場には、石原会長などの私学関係者や、長谷川山形銀行頭取などの金融関係や、南山形幼稚園関係者など、約300人の出席者であった。



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吉村知事は、水害の対策本部会議の為に、乾杯後に県庁に戻られた。



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菅藤哲朗先生御夫妻である。

亡き父親を、『先輩が生きていたら、1番に来てほしかった。この祝賀会に1番いてほしかった人』と、おっしゃってくださった。


高校、大学と、昭和6年生まれの父の、1学年下の昭和7年生まれの先生…いつも兄弟みたいだったし、父親はひとつ下の菅藤先生を、『菅藤先生』と呼び、リスペクトしていた。


先生が、以前、ケーブルテレビ山形のトーク番組に出演した時、「子どもは、とにかく抱き締めて愛情を一杯あげてください。そうすると、ある年齢になった時、『下ろして、手を話して!』と、子ども自らが、友達の方へ歩いて行く。これがとても大切。」とお話なったことは、みんなを感動させた。



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祝奏は、素晴らしい生音だった。


最後の曲は、『情熱大陸』

菅藤先生のご長女が、パーカッションを叩いていた。

ご息女ご子息三人が、現在学園を支えている。



会場には、先の参議院議員選挙を受け、みんながはじめはぎこちなかったが、先生の人徳が、溝を埋めた気がした。


いつまでも、お元気でいて欲しいと思うのである。