安倍総理大臣を含めて、述べ44人の国会議員を山形県へ応援に招いた大沼陣営。

その陣営に果敢にも戦いを挑んだ舟山やすえ候補。

良く2万票の差で食い止め、五分の戦いに持ち込んだ。

山形市や、小国町を含む西置賜、そして大江町では舟山やすえ候補が勝利した。



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昨夜の舟山やすえ事務所である。

熱気は凄かった。



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今朝の山形新聞の一面や、大沼陣営の経済界の集いを見ても明らかのように、大沼支持の経済界の中心は、山澤進ヤマザワ会長と、遠藤栄次郎遠藤商事会長、さらには大風茂吉大風印刷会長の3名である。


その関係した企業も多いだろうが、自分は個人的には、亡き父親と同世代の、山澤さんからも、遠藤さんからも、大風さんからもお世話になっているが、『選挙』に関われば関わるほど、そこには溝ができるようで、何とも言えない残念な気持ちがある。



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逆に舟山陣営には、本間設計さんや、でん六さんや、シベールさんや、各農協さんや、自分達のスタッフなどが集った。


別に、舟山やすえさんを支援したから、何も得することなど無いし、各企業とも、利害的な関係があるわけもない。


逆に、疑問に思う事があるのだ。

政治と同じように、上山市には巨大スーパー『コストコ』ができ、天童市には『イオンモール』ができ、やはり中央からの巨大資本が入ってくる。

いや、それぞれの上山市と天童市の誘致と働きかけであり、両市長が一生懸命努力なさった結果、2大スーパーがやってくる。


しかし、上山市も天童市も、間違いなくシャッター商店街が増え、古き良き街並みはなくなる可能性が大きいのである。


何故、山形県には、ヤマザワや大沼百貨店やおーばん等があるのに、まさにTPPの容認のように、山形に大手スーパーを入れさせるのだろう。


これら中央の巨大スーパーから、地域企業を守るのも、自分達にしてみれば同じ、『中央』対『地方』の戦いなのである。


そんな進出を許さないこと…、両陣営の経済界の面々は、自分達と同じ考えを持っているはずなのに、何故、選挙の時はそれに蓋をし、それを推進している方々を許すのだろう?


その辺が、『政治とは何か?』を、考えなければならない時に来ているような気がする。

それだけ、山形県の経済は悪い。

アベノミックスは、地方では、今は輸入材料の高騰に合わせて、物価高騰を呼び起こしているに過ぎないのである。



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地方を勝たせられなかったこと、舟山やすえさんを落選させたことを、皆さんにお詫びした。



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舟山やすえさんも敗れ、鹿野道彦さんも敗れた今こそ、大沼瑞穂さんも、選対本部長の遠藤利明さんも国会議員として、そして、選対幹事長の野川政文先輩にも自民党県連幹事長として、地方の声を国へ届けていただき、断固反対であるTPPの農産物5品目を例外にし、アベノミックスによる地域経済の成長を促進するなど、山形県民の生活向上の為に、全力を出して欲しいと願いたい。


舟山やすえさん御夫妻と、本日お会いしたが、1県民となった今、その役割を担う大沼さんが、次の役割を担わなければ、『政治とは?』…ただの『権力闘争』で終わってしまう。


それが、次第に政治不信につながり、選挙の投票率の低下に続くと思うのである。