山形県にある唯一のプロスポーツチーム、モンテディオ山形。

今回のシーズンでは、念願のJ1への昇格はならなかった。



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昨日、ケーブルテレビ山形に、モンテディオ山形の中井川GM、佐藤広報マネージャー、奥山広報担当が、今年の試合スケジュールを持って、説明にいらした。

県内マスコミ&報道機関を回っているとのこと。



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J1、J2の境無しに、サッカーチームとしてのポテンシャルやチカラは、間違いなくついていると感じている。



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ケーブルテレビ山形も正会員であり、『モンテディオTV』を放送している為に、渡邉取締役、高橋制作局長、伊藤制作部次長が対応をした。



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正会員も、昨年はJ2なのに会員数が伸びているし、山形県はじめ、自治体の熱も凄い。



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そして、なんといってもサポーターの応援が1番ありがたいと、モンテディオ関係者は口を揃える。


自分も山形南高校時代は、応援団だったので、応援団が誉められると嬉しいのである。
ちなみに、父も山形南高校の初代応援団長であり、弟は山形東高校の応援団長である。
また、次の世代も応援団長であるという、特殊?な一家である。



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さて、今日の山形新聞をはじめ、各新聞社の『山形市長のモンテディオドームスタジアム』への、小規模ドーム場からの、方針変更については、モンテディオ関係者として、歓迎するどころか、頭をさげて感謝するしかない。

なぜなら、どのメディアでも、まだ取り上げられていないが、秋春制のシーズン時期の検討は、確かに先日Jリーグの調査が入り、戦略会議にて検討され、「グローバルスタンダードに乗り遅れない競技でありたい」という、日本サッカー協会の方向性が強くでるカタチ(世界のトップスポーツルールに、柔道やレスリングなど、乗り遅れてしまった感がある…。)にはなるが、重要なのは、『クラブライセンス』制度の方であり、これはマストでやらなければならないことである。

つまり、やらなければ、モンテディオのJリーグの資格保持に関わってくることなのである。

回答期限は、今年の秋。

スタジアムの客席に屋根をかけるとか、トイレをバリアフリーにするとか、収容人数の件とか、赤字が続く財務内容はダメとか、かなり厳しいハードルが求められている。


しかし、この件について、今の天童市にある『やまがたスポーツパーク』に、「施設面は大丈夫ですか?」と、お聞きしたら『屋根をつけるなどは、構造上無理です。』とのことだった。



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自分も、昨年は、今まで以上に試合を観戦したが、到底、バリアフリーのトイレとか屋根とかは無理であると思った。


インターネットで調べたら、Wikipediaに『Jリーグのクラブライセンス制度』があるし、昨年の8月22日までは、Jリーグの公式ホームページに乗っていたようである。

読むとわかるが、このままの状態では、モンテディオ山形の存続の危機なのである。


ライセンスは、施設の改築の他、財務体制の強化、収容人数の規定などに規制がかかっており、誰かが動かなければ、大切な山形の宝を失う可能性があるのだ。

しかし、そのような本質的なことを、あと7ヶ月に迫った回答期限をよそに、『唐突すぎる!』とか、『秋春制は予測で早計だ!』『天童市の今の場所でいい!』などと、勉強不足も甚だしいと思うのである。


モンテディオ山形自体のトップも、しっかりアカウンタベリティーを県民にして、ドーム球場がなければ、モンテディオ山形の資格剥奪まではいかないにせよ、最低でも制裁項目にあがることだけは間違いではないことを伝えるべきである。

執行部の段取りの遅れが、モンテディオ山形の命とりにならないように、自分達も今まで以上に、頑張っていただきたいと思う。


また、一方で、ここまでハードルをあげてくるのは、イギリスのトップチームが、約10チーム離脱して、新リーグを作るなど、過去にあった事実を勘案しても、あくまでも憶測ではあるが、『移動距離が遠いところや、財政規模が小さなチームは、離脱させたい。』という、トップチームのオーナー達の考え方も、当然調査しておく必要がある。


とにかく、モンテディオ山形にとっては、正念場の一年になろう。



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