今年度、YMF山形国際ムービーフェスティバルの新規部門には、山形市の助成金をつけていただいた。

第8回の本大会にはつかなかったが、ワークショップ、4つの公民館での出前映画館、そして、2回に渡る市民大学である。

市民大学の1回目は、昨年の10月20日の午後2時から、映画『余命1ヶ月の花嫁』の上映と、廣木隆一監督の講演であり、かなり反応が良かった。


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山形市民大学パート2が、昨日の2月11日の午後3時から、ビックウイングにて、昨年の日本アカデミー作品『八日目の蝉』の上映と、成島出監督のトークショーを開催した。



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成島出監督といえば、2週間前に、新作映画『草原の椅子』のキャンペーンで、佐藤浩市さんとムービーオンで舞台挨拶をしてくださった監督で、今回も講師をしてくださる、今や山形と1番近い監督であろう。



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自分は、口腔外科手術で、痛みにたえて休養していた為に、複数のイベントにいけず、トリレンマに陥って参加できなかった為、ムービーオンの渡辺常務が主催者挨拶をした。



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司会はシネマパーソナリティーの荒井幸博氏であり、山形県で1番、映画に深く詳しい人である。



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会場には、約1時間前から人が並び、約250人が来場した。

驚いたことに、その半分以上の山形市民が、昨年のアカデミー作品賞に輝いた『八日目の蝉』を観た時がないとのことだった。


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会場スタッフの協力や、パート1で力を貸してくれた、東北芸術工科大学の学生が企画した『自分の人生を変えた1本の映画』のパネルも、このイベントを盛り上げてくれたと思う。



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そして、スペシャルゲストの登場である。

渡邉このみちゃん6歳である。

八日目の蝉の薫役で、日本アカデミーでは、新人俳優賞に輝いた。

当時は4歳だったのである。

そのこのみちゃんが、手話つきで『野に咲く花のように』をアカペラで歌ってくれたのである。

実は、このシーンは、実際に島で歌うシーンを撮影し、編集の最後の最後にカットした幻のシーンであり、昨日来た方は、この映画の幻のシーンを唯一日本中で体感した幸運の持ち主である。

大阪出身のこのみちゃんは、雪に驚いていたそうである。



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大成功で終わった、『市民大学』の懇親会が、祝日に開けてくれた『ゆう膳』であり、みんな和気あいあいで、良かったと思う。

自分が行けなかったことを、成島出監督へ電話をしてお詫びする。



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このみちゃんとも電話で話したが、キャッチボールができなかった。

いつか、大女優になってほしい。

34歳の若いお母さん、マネージャーさん、そして何よりも成島出監督とこのみちゃん、お疲れ様!

そして、またお会いしましょう。