第8回YMF山形国際ムービーフェスティバルが始まった。
今日から、3日間の映画の祭典である。





早いもので、第8回を迎えたYMF山形国際ムービーフェスティバル。
『才能よ、雪に埋もれるな。』という、若きクリエーター達が、将来映画関係の仕事を職業として、食べていける登竜門にしたいとの思いから始まった映画祭である。

ここが、ドキュメンタリー映画祭と、YMFムービーフェスティバルと、棲み分けているところである。




開会式・オープニングセレモニーの前に、先日行われた、山形市の補助事業であるYMFのワークショップの模様が紹介された。

これらの事業を通し、深く広く、市民の方々に、映画の文化を根付かせていきたい。





オープニングセレモニーでは、今年のYMFを引っ張っていく4人の女性がステージにあがった。

ケーブルテレビ山形のキャスターである鈴木淳予、ナビゲーターは女優の菜葉菜、そしてフリーアナウンサーの山田夕美子、ケーブルテレビ山形のリポーターのみやなつみの4人である。




午後6時から、実行委員長から開会の挨拶があった。




今回の開会を飾る招待作品は、小栗はるひ監督の『どんずまり便器』であり、主演は、菜葉菜である。
この映画は、『夕張国際ファンタスティック映画祭』で、最優秀主演女優賞を菜葉菜が獲得した作品でもある。
小栗はるひ監督は、まだ28歳の女性である。




年を重ねるにつれ、YMF山形国際ムービーフェスティバルの入場者も増えてきている。
平日の夜なのに、ありがたい。




会場内も次第に人で埋まっていく。
やはり行定監督の人気をうかがわせた。

そして上映されたのが、3本の映画で構成されている『カメリア』の中から、行定映画の最高傑作といわれる『カモメ』である。




毎年、行定監督の作品は、オープニングを飾ってくれる。

今年も涙した作品であった。

ソルギョングも、吉高由里子も、素晴らしい感動の演技であり、美しくも生涯忘れられないシーンが散りばめられている。


映画祭初日、事故もなく、幸先の良いスタートがきれた。


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