『才能よ、雪に埋もれるな。』をテーマとして始まった『YMF山形国際ムービーフェスティバル』が、いよいよ明日から、ムービーオンやまがたにて開幕される。




公式カタログも出来上がってきた。




毎晩、何度もスタッフミーティングを重ねてきた。




今回の最終ノミネート作品は、168作品中10作品である。




若手監督、若手クリエーターの登竜門と位置づけられたこの映画祭では、今年で8回を迎えるまで、グランプリを受賞し、1000万円を手にした監督は、韓国のベテスと、山田篤宏監督の二人である。

また、準グランプリは、スカラシップ500万円だが、秀監督と、三宅監督の二人が受賞している。

7年間で10人の監督がスカラシップ監督とかり、保留監督が1人であり、東日本大震災の支援等を優先し、スカラシップを自粛してきたが、来年あたりからは復活する時期にきているような気がしている。

しかし、村川透監督はじめ、みなさんから8回連続で選考委員を請け負ってくださり、心から御礼申し上げたい。




また、今回の招待作品も素晴らしく、今度WOWOWでも初放送になるが、行定監督の『カモメ』は、韓国からの逆輸入映画である。

さらに、昨年の日本アカデミー監督の成島監督の『山本五十六』は、珠玉の一作。
吉田栄作さんもかけつけてくれる。

今、もっとも話題のアニメ作品は、『おおかみこどもの雨と雪』、
その前作の『サマーウォーズ』とも、素晴らしい細田ワールドを創る。
細田守監督がやってくるのである。

『タバコイ』では、品川庄司さんが舞台挨拶。

さらに、『どんずまり便器』は、菜葉菜が、ゆうばり国際映画祭で、主演女優賞を獲得した映画である。




さらに今回は、来年公開の話題の新作ダイジェスト版を、本邦初公開である。

まずは、行定作品『つやのよる』である。

続いては、成島作品『草原の椅子』だ!

そして、廣木作品『だいじょうぶ3組』である。

東映宣伝部、東宝宣伝部から、多大なるご支援をいただいたのである。


以上の、盛り沢山の、山形国際ムービーフェスティバルも、明日から3日間である。

多くの出会いと、多くの感動が溢れることを祈念したいと思う。


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