仕事が終わってから、2作品の映画を観た。

アメリカの映画の幅広さを感じたのである。

1作品目は『リンカーン・秘密の書』
2作品目は『ロラックスおじさんの秘密の種』

どちらにも、タイトルに『秘密の~』と入っている。

これが、観客を惹き付けるのか?あるいは、ミステリー的要素を入れ込んでいるのか?興味があり、2作品を観たのである。




ムービーオンやまがたのコリドールは、さすがにデザイナーの奥山清行氏の感性が反映されているため、日常から抜け出して『ユメミルトコロ』へたどりつく『秘密の道』のような気もする。

次第に、心はトキメキ出し、非日常の異次元ワールドに浸かるプロセスの、冒険の道である。




アメリカの第16代大頭領のエイブラハム・リンカーンを知らない人はいないだろうが、いったい自分達は、彼の全ての本当の人生の何パーセントを知っているのだろう?

そんな疑問から物語は始まる。




昼は大頭領である。
これは皆が知っている。




しかし、夜は違う。
バンパイアハンターなのである。




つまり、南北戦争も、人類対バンパイアの戦争であり、その一部始終を記載しているのが、リンカーンの秘密の書である『日記』である。

その奇抜な発想が素晴らしく、『人民の、人民による、人民の為の政治を行う。』と言ったのは、バンパイア達から勝った後の演説であった。




2作品目の『ロラックスおじさんの秘密の種』は、子ども向けの映画だと思っていたが、大反省をした。

『カールじいさんの~』のような、全世代向けの3Dのアニメであった。

自然を破壊し、罪悪感から抜けきれない男…ワンスラー。




自然が無くなったので、プラスチックで町を作り、金儲けをして、さらに空気を汚して、空気を売ろうとしているオヘア。




テッドは、憧れのオードリーが、本物の自然の木を見たいという思いを叶えるため立ち上がる。




テッドは、ワンスラーからもらった最後の種を持ち込み、『今、ぼくらが何かしなければ、この町はどんどん悪くなる一方なんだ。ぼくらは生き方を変える必要がある。まだおそくはないよ。』と、町の人びとに気がつかせるのである。

ロラックスおじさんの声は、志村けんさん。

ワンスラーの声は、トータス松本である。




今の社会情勢だけに、大人や若者たちに観てもらいたい1作品である。


映画は、やっぱりおもしろい☆


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