最近の国の政治の状況を見るに、あまりにも浮草のように地に足がついていない感じがして、信念や本質が見えない。

朝令暮改は日常茶飯事、その時のご都合主義や選挙対策の為の離合集散、問題の隠蔽とごまかし、主権在民や人権は美辞麗句の嘘、特別に選ばれた人間のような万能感からくる錯覚の言動。

あまりにも、お粗末すぎる権謀術数と、不快感を国民に撒き散らすネガティブキャンペーン…そんなニュースばかりである。

『信なくば立たず』という、自分の座右の銘は、全くと言って良いほど感じられない。

古来から、『政治とは、富の分配』と、大学の教科書に書いてあるようにおっしゃったのは、自分が大学3年生の時にお聞きした、当時自民党青年局次長の麻生太郎氏…後の内閣総理大臣である。

その数ヵ月後、『いや、政治とは、情けだ!』と、泣きながら話してくれたのが、今回法務大臣を辞任された、当時はまだ神奈川県議会議員であった田中慶秋氏である。


アリストテレスは、政治学原論の中で、『政治とは、人間的緒関係である。』と言われていた。


政治も、時代と共に、大きく変わるが、アリストテレスが言うように、間違いなく、複数の人間が存在した時から『政治』は始まるのである。

最初『政治』とは、権力や権限の分配であったろう→マックスウェーバーの『家父長的支配』

次には、貴族が貧しい人々にお金や物資を分配する→『貴族的支配』

また、『カリスマ的支配』は宗教による支配である。


今、人類は、様々な体験や歴史を通して、『合法的支配』まで、ウェーバーで言うならば、やっと辿り着いたのかもしれない。




午前0時をまわり、ムービーオンやまがたを出る。

電気が消える映画館の中…不思議な空間。

今まで、ずっと電話をかけていた。
港町の未来の希望の為に…。

仲間というか同志というか、やれることはすべてやるつもりである。

途中、彼女から電話が来たようだったが、電話をかけていて出られなかった。

明日の結果までは…全力を尽くす。

願いが叶ったら、万感の思いを電話で伝えたい!…そう思う。




ムービーオンやまがたを出ると、珍しく月が輝いていた。

港町へ飛んでいって、何度激励したいと思ったか…。

ハレーションが予測を越えている状態まで膨れ上がり、身動きがとれない状況であったが、自分も、周囲の人間達も、『夢は叶う☆』と信じている。


政治とは…『政治とは、皆の夢を叶える手伝いをすること。』

そして、『政治とは、愛情としあわせの分配』である。

一緒に歩いていた人が転んだら、手を差しだし支えること。

そんな当たり前のことを貫けなかったり、やれない人は、政治家をやる必要性を感じない。


権力や支配の為?
悲し過ぎることである。

昨今、出たい出でたいの出たがりやが多く政治に顔を出すが、出したい人、何かをやってくれる確信を感じる人は、周りが放っておかない。

明日の酒田市長選挙、衆議院選挙、山形県知事選挙、参議院議員選挙、いよいよ選挙の時期である。

未来を選ぶ勇気が、カタチになると信じている…☆


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