数日前に、このブログでも紹介した、映画『終の信託』のSAY(さくらんぼテレビ)による試写会が、本日10月11日にムービーオンやまがたにて開催された。




5番シアターの140席は満員であった。
会社帰りの社会人の方や、40歳前後の女性の方や、第2の人生をスタートしてらっしゃる方がほとんどであり、若い世代より、社会の中堅に差し掛かっている方以上の、落ち着いた空気感がする試写会である。




バレー界のプリマドンナであった草刈民代さんと、役所広司さんの、コラボレーション作品として映画化された『Shall we ダンス?』から16年目の再会。




日本アカデミー賞を総なめにしたこの作品の監督をしたのが周防正行監督である。

監督は、朔さんの原作を読んだときから、主演は草刈さんと決めていたそうであり、相手役は役所広司さんとの思いが強かったそうである。

周防正行監督は、キャンペーン疲れで、東北へは…と、周囲も心配されたが、わざわざ、山形市のムービーオンやまがたまで、舞台挨拶に来てくださったのだ。




重くヘビーな映画であることは間違いないが、一方で、『命の終わりを誰に託すか?』というものが、大きな軸となっている。




監督の話を、お客さんも真剣に聞かれていた。




舞台挨拶が終わったあとに、周防正行監督一行は、ムービーオンやまがたの施設を見学するが、まずはシアター1の東北最大級のスクリーンに感動されていた。

監督は、この日だけでも、持ち歩いてるご自分のカメラで、100枚以上は撮影されていただろう。




さらに監督は、デザイナーの奥山清行氏がデザインしたコンセッション前の椅子に座る。

オリエンタルカーペットのタペストリーなど、かなり芸術性の高いものには、反応されシャッターを押されていた。





そして、ポスターやパンフにサインを書いて下さった。




最後は、ムービーオンのスタッフも入れて記念撮影をする。


1日ご一緒して感じたことは、繊細で聡明、頭が良い方で、様々なことに興味があり、素敵な方であった。

キャンペーン疲れで体調が悪いのに、最後まで笑顔で接していただいた。


今回の映画は、奥さまの草刈民代さんが、女優で生きる為の『はじまり』の映画であるとも言われていた。

再会を楽しみにしたい。

明日は…『周防正行、秋の山形の味覚と出会う』というブログ…乞うご期待!!!



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