昨日の8月25日(土曜日)午後2時より、シベールアリーナにて、『スタジオジブリ代表取締役プロデューサー・鈴木敏夫さん』の講演会が開催された。





主催である公益財団法人『弦』地域文化支援財団の遠藤氏は、「来ていただくまで、4年かかりました。」とのこと。

『弦』は、「ラスク」で上場したシベールの熊谷前社長が、山形県川西町が生んだ巨匠でる、『井上ひさしの劇場を作る』という強い思いから繋がっている。

熊谷さんから伺うと、日本1小さなパン屋をやっている頃、井上ひさしさんが脚本を書かれた『ひょっこりひょうたん島』のテーマソング、「丸い地球の水平線に、何かがきっとまっている…。」を胸に、未来に希望を持って頑張ってこられたという。




鈴木敏夫さんの話は、『シベール』の名前から入った…。
鈴木敏夫さんは、きっと自分も大好きな映画『シベールの日曜日』から取ったのかも…。』とのことだったが、まさにズバリそうだったようである。

ちなみに、本当に偶然であるのだが、ムービーオンやまがたでは、明日からの午前10時の映画祭では、『シベールの朝』を1週間上映する。


そして、鈴木敏夫さんの上司で、最後は元徳間書店常務取締役で、初代『アユメージュ』編集長であられた方であり、出身は、宮城県気仙沼市の出身の、尾形英夫さんとの出会いや挑戦の話を軸に、講演会は進んだ。


アユメージュの連載漫画であった『風の谷のナウシカ』を映画化しようと考えたのも彼であり、今の自分も、宮崎駿監督や高畑勲監督の今があるのも、この人のおかげとのこと。




今日の山形新聞にも書いてあるが、やまがたの紅花を題材にした『おもひでぽろぽろ』の思い出や、「生き方というのは二つの生き方しかない。
目標を決めひたすら努力する生き方。
目標が分からない人は、目の前にあることをコツコツ一生懸命こなしていく生き方…そうすると、いつか、自分と言うものが見えてくる。」

他にも、もっともっと、いい話が沢山あった。




先日、鈴木敏夫さんから送られてきた『ジブリの哲学』という本と、ブルーレイにサインを頂く。

鈴木さんやジブリからは、三ヶ月か半年に1度は、手紙を頂く。
自分達も、サクランボやそばを送らせていただく。



以前頂いた『紅の豚』のポロシャツ。
自分のお気に入りである。




スタッフのアライと、ノリコがいたが、写真には入らなかった。


帰り際、遠藤さんに話をする。
今日は、大阪の女性、名古屋の女子大生、気仙沼市の尾形氏の後輩の男性など、全国からこのアリーナに集まってくださる。

これは素晴らしいことである。
いつしか、世界中から人が集まる、パリのオペラ座みたいになれれば素晴らしいと話した。


今度、山形にいらっしゃる時には、是非、ムービーオンやまがたの劇場を見て欲しいとお願いし別れる。


鈴木敏夫さんも、人と人の間の境界線をとることや、出会いの大切さ、こだわることの凄さを話していた。

尾形英夫さんは2007年1月25日に亡くなるのだが、自分の誕生日も1月25日である。

スタジオジブリからは、素晴らしい映画をまた製作してほしい。


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