ひまわり娘

自分の中学時代の仲間に佐竹ミチオというカッコいい男がいた。

彼とは共通点が多く、中学３年生の時の運動会で、彼は白組の応援団長で、自分が赤組の応援団長だった。

高校では、彼は山形東高校の応援団に進み、自分は山形南高校の応援団に進む。

高校３年の文化祭…彼は仲間達と、キッスのライブコピーを化粧をしてボーカルをしていた。

自分は、フォークグループ『季節風』を結成し、かぐや姫や風、イルカなどをカバーしていた。
その後の自分は、高３の後半からは、矢沢永吉のロックンロールにのめり込んでいく。

そして、彼は今、ホテルサンルート山形の社長である。


彼のいとこが、伊藤咲子さん『ひまわり娘』でデビューし、一気にアイドルと化した女性である。

自分も、当時レコードを買った。
今では、懐かしくも素敵な思い出である。

さて、山形市は、今日も凄まじい暑さで、車の外気温度が、昨日の４１度にせまる４０度を示していた。

そんな中で、一生懸命にケーブルテレビ山形の正面玄関前のひまわりの花に水をかけ育てているのが、ミズハラリンである。

１７７センチのstaffゴトウと、同じぐらいの高さである。

逆に、高さ１０センチくらいの、ひまわりの花もあった。

ミズハラリン曰く「大きいひまわりも、小さなひまわりも、どちらも同じひまわりですよ…。」とのこと。


その言葉が、胸に残った。

ケーブルテレビ山形も、約２０年間、上を向いて、必死に走り続けてきた。

でも、もう一度、小さな花も、立ち止まって、ゆっくり眺めていくのも必要なのかもしれない…。

そんなことを考えながら、車にのりこんだのである。



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