昨夜遅くもどったら、日中『水なす漬け』を戴いたとのこと。




水なすは、大阪府南部泉州地方で、古く江戸時代から栽培されている地元の伝統野菜だそうだ。




泉州の土壌と風土が育んだ水なすは、絞れば水が滴り落ちるほど水分を多く含み、アクが少なく、ほのかな甘味があり、果皮の柔らかい、生でも食べる事のできる野菜だそうだ。




両親も好きだったが、父親が9年前になくなってからは、あまり口にする機会はなくなっていた。




そんな折、確か、4年くらい前の、若手経済界の勉強会の会場で、パレスグランデールの三姉妹の長女で、現在は、取締役社長室長である武田靖子さんが、勉強会が終了し、夕食会に入る時に、出席している会員全員へ、ホテルの料理に添えてくれるように仕込んでいたのだ。

ちょっとした謙虚なサプライズ。
それもあってか、めちゃめちゃ美味しかった。
ただでさえ好きな水なすが、さらに好きになった。




先の二種類の他に、これは水なすぬか漬である。

歯応えが一番あった。




地元の寿司屋さんが、すしネタにするくらいに、美味しい。

説明書を読むと、やはり何よりも、綺麗な水と秘伝の味付け…これが、この伝統野菜を輝かせる知恵と努力なのだろう。


山形県も、伝統野菜は、京都・大阪や加賀・金沢に次ぐものがある。

それらを活かすには、知恵を出し、努力をし、商品まで持っていくチカラが求められるのだろう。




わざわざ、お持ちいただく丁寧な礼節に、改めて女性としての美しさを感じる。

今日は、昼は母も来て食べ、夜も食べ、水なす漬三昧であった。

心から感謝である☆

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