本日、6月22日の金曜日、午前11時より、山形グランドホテルにおいて、ケーブルテレビ山形の第20期の株主総会が開催された。




これまで20年にわたり、支えていただいたことで、企業が存続できたことに感謝をしたい。




会社のなりわい上、ケーブルテレビ事業は装置産業だけに、初期に莫大な投資をし、その投資した分を、加入者や利用者の視聴料や利用料で埋めていくので、単年度黒字は13期連続で計上しているが、累積の損失を黒字にするには、あと3年はかかるだろう。




まだ、配当を出せないのに、この20年間、131名の総株主中50名以上が、毎年出席してくださる。

後押しされている気持ちでいっぱいになり、感謝しきれない思いである。




中学生や高校生の時に、誰がこんな光景を予想できたであろう。
人生の不思議さと、道の険しさを知る。





社長挨拶に続き、奥出取締役の事業報告と、議案説明に入る。




例年になく、元社長や大先輩方の質問が続き、改めて、ありがたい叱咤激励を賜った。




人間で言えば二十歳の成人式を迎える時期、初心を忘れずに、青白い頬のままでも、この山あり谷ありの道のりを、再出発するつもりで皆で力強く歩いていくつもりである。




総会後の懇親会にて、千歳貞治郎大先輩、小松久兵衛大先輩にお酌をつぐ。




新監査役になった松田昌一氏もまた、中村松太郎元社長はじめ全員に、お酌をしていた。

その気持ちが大切であると感じる。


多くの株主の方々が、20年前に賭けてくれた『夢』。

もちろん株式会社だから配当は当然であるが、何より重要なのは、ひとりひとりが、この山形の町をフィールドとして、自己実現しながら、『いきがい』や『喜び』を感じる山形にすること。
そして、そのひとりひとりの物語を、しっかり町中に伝えること。

それが、『自分の町を愛する市民数・日本一の山形市』を築けると信じている。

まだまだ、道なかばであるが、明日もまた、夢に向かい進みたい。


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