本日4月2日の月曜日は、実質的な年度始めである。

自分も、午前8時35分に東海山形高校の朝礼に参加し、午前9時から、管理職辞令交付式と、再任用と臨時講師の辞令交付式に出る。

その後、ケーブルテレビ山形の局部長会に参加し、午前10時30分のケーブルテレビ山形の辞令交付式に出席する。
その後、全体ミーティング。

そして、午後2時からは、ムービーオンの辞令交付式に出席し、話をする。


三ヶ所での辞令交付の合計は、約100人弱になった。

案外疲れるものである。

三ヶ所で、同様の話をする。

『silent spring(サイレント スプリング)』~『沈黙の春』という1962年にアメリカで出版されたレイチェル・カーソン著の一冊の本である。

春が来たのに、鳥の鳴き声は聞こえず、花々は枯れている。
まるで生命の息吹を感じない死の春…人間が自然環境を破壊をしている。

警鐘の本である。

当時は、ダイオキシンの使用や、ベトナム戦争(枯れ葉剤散布)に差し掛かるアメリカ政府としては黙殺したかったのが本音であろう。

しかし、世論がこの一冊の本をもり立てて、ついにジョン・F・ケネディは、レイチェル・カーソンを、ホワイトハウスに招かざるを得なくなったのである。

50年前の一冊の本が、今の時代を予測していたのだろうか…。

政治も経済も、放射能などにより、自然環境も混沌とする中だからこそ、自分達が乗ってる船は強くしなければならないし、強くしようと、三ヶ所で話をした。

強くあること…それは怒りに任すのではない。
誠実で謙虚で責任ある行動をとること。
自分達が正しいと思う、当たり前のことを、当たり前に責任をもって、しっかり行いきること。

そうすれば、いつかきっと信用を得られる。

以前、ある精神科医の兄貴分が言った。
「患者に、同じ力で平等に接しても、10人中5人は評価してくれるが、3人にはまるで伝わらない。残りの2人はヤブ医者と悪口を言われる。」

自分が正しいと思っても、分からない、伝わらない人は必ず出てくる。
分かろうとしてくれないかもしれない。
分かってても、お互いの置かれている立場等の理由から、敵対したいのかもしれない。

そんな時に、すぐ自分はファイティングポーズをとってきた。

最近のあるパーティーで、隣に座られたある民放の専務から教えられた。

「正しいと思うなら、堂々とやることをしっかりやればいいじゃない。
それを重ねること。いつか信頼に繋がるし、市民も理解してくれる」

正直、素直に聞けたのである。
その民放局の社長とはよく話すが、専務と話をするのは始めてかもしれない。

過去の怒りのブログも消したり直したり…。


やはり、それが1番強くなる…そう思った。
誠実と責任。
だから、同じ船に乗っているみんなにも、誠実で謙虚であることを伝えた。

でも、1番実践しなければならないのは、自分であると思う。

少しでも進化した自分になれる1年にしたい。

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