ライブドアの前社長、ホリエモンこと堀江貴文氏が、初犯の刑事事件としては、客観的に厳しい約2年半の実刑となった。

30才前後の彼の、爽やかさと青雲の志しを知る自分としては、恣意的な意図が、深いところで動いている感じがする。

裁判記録とかを、隅々まで読んだ訳でもなく、無責任なことは言えないが、ある大学生の男女が、堀江氏の会見で、『もし、自分がやったと言われていることが、すべて真実だったと百歩譲っても、この実刑は不公平な結果ではないでしょうか?』との話しに、大学生達は共感しているとのことを聞いた。

当時、堀江氏の片腕の熊谷元ライブドア副社長は岩手県盛岡市の出身。

すべて罪を償い、今は、真剣に事業をしているが、彼がテレビで言っていたそうだ。

『堀江さんほど、優しく暖かい上司はいなかった…』と。

その話しを聞いて、久しぶりに二人に電話をした。

堀江氏は、刑を受けたらまた挨拶に山形に行きますとのこと。

熊谷氏とは、山形で話しをし、近況報告会をすることになった。


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自分と彼が初めて会ったのは、仙台市にライブドアフェニックスという野球場を作ろうとしていた頃。

楽天の三木谷くんと競っていた。

野球は楽天に。
失意のライブドアチームと始めたのが、映画祭やEコマース事業。

すべてが、走り出した時、ライブドアは終わった。

悔しかったし、今まで堀江を持ち上げていたマスコミが、手の平を返した様に堀江パッシング一色になった。

彼は、保釈中に、年に1度くらいは山形に息抜きにきていた。


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今回は、熊谷副社長、ライブドアデパートの現場を仕切っていた澤本氏、そして、今熊谷氏の事業をしている澤田氏と三人が集まった。


ケーブルテレビ山形やムービーオンを見学し、みんなから『久しぶり』と言われ、澤本君も、熊ちゃんも、涙目で、あの頃が甦ると様々な人との再会に感動していた。


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ライブドアに帰ってきたようだと言ったのは熊ちゃん。


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夜、食事をとりながら、『きっといつか、みんなで再会し、笑って飯が食える日が来るって信じていた。嬉しい!』と自分が言ったら、澤本ちゃんは、また涙がでてきていた。

彼は、1番早く、今回の大地震で、被災地への救援物資を送ってきてくれた優しい奴。

熊ちゃんは、堀江が出てきたら皆で山形で飲み会をやりましょうと言っていた。


一回りも二回りも大きくなっていた熊ちゃん。

奥さんも頑張ったと思う。

今は、実業も大成功している彼と、『これから』についても語り合った。


物語りは、また始まる。