釜石市・三陸ブロードネット。

久しぶりに声を聞いた。



今や日本中、いや世界中の人々が知ってしまった映像。

釜石市に津波があっという間になだれ込み、あっという間に引いていった。

その津波の破壊力は、忘れられない光景だろう。



電柱や伝送路、ヘッドエンドが流され、やっと社員の安否は確認できたが、取締役一名は生死が分からず。

いわゆる、会社、ケーブルテレビ局が無くなってしまった『三陸ブロードネット』


厳しい顔をしている笹原岩手ケーブルテレビジョン社長の隣で、カップヌードルを食べているのが三陸ブロードネットの斉藤社長だ。



『山形にでも来て、温泉にでもいき、身体をやすめたら…。あと、できることはなんでもやるから！』といったら、『気持ちだけで、ホントにありがとうございます。自分は、三陸、釜石に残り、やれることをやり続けていきます。』とのこと。

ジーン。

感激した。

俺はぬくぬくと何をやっているんだろう…そう思った。


自分の大変さ…そこだけ見れば大変である。

しかし、今日の夜の会議で話した。

もう一度、会社を始めた頃にもどろう！といった。

はじまりのはじまり。

そう、新しい物語りは、始まったばかり…。