今、政治も経済も、混沌としていて、近未来の不透明感が大衆の不安感をさらに煽る。


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そんな不安定な社会情勢を、乗り越えて、坂の上の雲をつかめるのだろうか?

山形県出身のある政治家と夕食をとりながら、以前から定期的に、そんな話しをしている。


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自分は、山形で1番美味いフランス料理の店がここ『ムッシュサトウ』だと思っている。


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お互いの情報を共有したり、アドバイスをしあったり、政治とメディアというか、経済…いや、同じ志しを持つ仲間として、食事をとりながら話しをする。

しかし、ちょっと兄貴分の自分としては、彼女の慰労も兼ねていると、勝手に思っている。


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作家、司馬遼太郎氏の戦国4部作は、当時二十歳の自分には、衝撃的であり、見えていなかった世界が見え出した。

『国取り物語』『太閤記』『関ヶ原』『城塞』


そして明治維新時の、『龍馬が行く』『世に棲む日々』『燃えよ剣』など、一気に読みあさった。

しかし、『坂の上の雲』は別格だった。

司馬遼太郎氏の小説は、人が時代を動かし、人が社会を作る。

だから『人』に焦点がいく。

しかし、そこには、その人間の成長や進化を『時間』と伴に捉らえている。

五歳の秋山真之は、『雪の日に、北の窓開けシシすれば、あまりの寒さにチンコ縮まる。』

それから20年後、彼は日本海開戦に臨み、『興国の存亡この一戦にあり。天気晴朗なれど、波高し。』


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今の日本に、『坂の上の雲』はあるのか?
…牛肉を食べながら話す。

パフォーマンスと権力集め、そんな感じで、もっと正当にやろうと話し合った。


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和島未希衆議院議員である。

30代の女性国会議員で、山形県の民主党代表でもある。

自分にとっては、数年前から妹分と勝手に思っている。


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県会議員から国会議員になり、永田町の論理と、大衆の論理の違いや権力闘争に嫌気をさしていた。


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二次会から合流したのが、県会議員の阿部昇司氏と吉村和武氏。


ここでも、黙って聞いていると、彼らは、かなりディスカッションしていた。

みんなの熱さに、ひょっとしたら、『坂の上には雲があるのかもしれない』そう感じたのである。