東博は薬師寺展が終わり、
多分静かだろう。
ゆっくり、じっくり、
面白いものが探せると思う。
ところで、この間、
オークションで落札された、
「大日如来坐像」(東京・真如苑蔵)が
見られるらしい。
でも、東博で見る仏像は、あまり感動しない。
この間、薬師寺展の感想を書いたように、
どうも違うのだ。
三十三間堂の千手観音像も
東博でよく見るのだが、どうも違う。
仏像そのものを見る分にはいい。
ほぼ360度見られる。
でも、三十三間堂では、あの千手観音が、
ほぼ千体が見られる。もう圧巻なのだ。
やはりあの場で見ないとダメなのだ。
とは言いつつも、新しい、
見たことがない仏像が見られ、
ちょっとは心が揺さぶられる
ことを期待している。
一方の野間記念館は、
「竹内栖鳳と京都画壇」。
これも上村松園以外は
あまり期待できそうもない。
裏切られたら、嬉しいのだが。
それよりも、このあとの、
「川合玉堂とその門下」に登場する、
「渓村秋晴」に大いに期待。
ストライクゾーン ド真ん中間違いなし!!