関西の皆さんにお知らせです。

・第1回 医療化と病気作り(社会的医原病としての精神疾患)
5月26日14:00~17:00

 「うつは心の風邪」という広告が始まったのは1998年。それ以降、高止まりする自死者数、増える変死、その背景に何があるので
しょうか?増大し続ける精神疾患患者、障害者、医療費、生活保護費に休職者。うつ病患者が増えたのはうつ病にかかる人が増えた
からでしょうか?公的統計データや薬の治験データを使い、それらの増大の背後にある社会的医原病と臨床的医原病について解説し
ます。現代の精神疾患患者の多くは、医原性の精神疾患患者に過ぎません。その被害の実態を知りましょう。

・第2回 精神疾患の薬物治療(臨床的医原病としての精神疾患)
6月23日14:00~17:00

 精神疾患の自然転帰と薬物治療の転帰を御存じだろうか?「統合失調症」の患者の多くは、薬物治療を必要とせず、「うつ病」は
治る病気であることを知っていますか?「双極性障害」の多くが、うつ病治療の失敗による医原病であることを知っていますか?
精神疾患は薬を飲み続けないと悪化するというのは本当でしょうか?科学的な事実は、現在の精神科薬物治療における致命的な欠陥
を示しています。海外の重要な転帰研究を紹介し、精神科薬物治療の問題点を指摘します。

・第3回 子供の精神疾患と治療の問題点
7月28日14:00~17:00

 発達障害支援法には、発達障害は脳の病気であると定義されています。また同法は病気の早期発見を目的としています。しかしながら、発達障害の病因は明らかになっておらず、その診断分類も診断方法も定まっていません。そんな状況にも関わらず、子供たちには覚醒剤や安全の確認されていない向精神薬が安易に処方されています。発達障害支援の重要性が声高に叫ばれる中、すでに恐ろしい弊害が明らかになっています。恐ろしい数の医原性の精神疾患を抱えた子供が増えています。何が間違っているのか学びましょう。

・第4回 市民と支援者の為の向精神薬の基礎知識
8月25日14:00~17:00

 「薬」のことは医師や薬剤師の言う事に従っていればよい。一般市民はそう思い込まされています。また支援者は教育の段階で薬や治療は口を出すべきでないと教育されます。それは正しい事でしょうか?精神疾患で使用される薬とは一体どんなものでしょうか?安全と言われている薬は、安全が誇大に強調され、危険性が矮小されているものが多数存在します。また唯の対症療法の道具に過ぎない薬がまるで病気を治す魔法の薬のように理解されている実態があります。残念ながら医師自身も同じ間違いを犯しています。そのような現状では、向精神薬とは何か?市民は自ら学び、知識を得ることなしに、自らも大切な人を守ることも出来ません。本講座では向精神薬の薬理的な側面から、不適切な薬の使用法(処方)を学ぶことが出来ます。
 
・第5回 不適切処方の実態と減断薬の基礎知識・支援者の心得
9月22日14:00~17:00

 「多剤大量処方」「適応外処方」「依存性薬物の長期処方」など日本の向精神薬の使用方法には致命的かつ悪質な問題があります。この国には処方薬による薬物依存症(中毒症)に陥った方々が少なくとも数十万規模に存在している事が想定されます。本講座では、不適切な処方の実際と減断薬に必要な基礎知識を学びます。