厚生労働大臣・厚生労働省への要望書
署名お願いします

最近、向精神薬を勉強しようという方々が大変増えています。
大変喜ばしいことです。

市民が学ばねばならない理由

丁度、今問題が起きているゼブリオンの死亡事例の併用薬剤をみました。具体的な指摘は明日のブログでやりますが、これらの併用は想像を絶しています。処方内容だけでなく、CK値(心臓の数値)の恐ろしい値の高さと、それに対する処置などもデタラメです。
驚くのは、こんなデタラメが堂々と報告されていることです。アメリカなら処方医は逮捕でしょう。悪気が無いとしたら、本当の無能です。医師免許はく奪してください。

そもそも、統合失調症の薬は、ドーパミンの40~70%位を占有するように出来ているのです。単剤で治療するのは当たり前です。
ところが最近の新薬は、プロフィールが全然違うんです。ジプレキサは何でも遮断、リスパダールはセロトニン遮断、CP換算はドーパミンだけですから。さらに新薬は少量で効く薬力価が高い物ばかりですから、クロルプロマジンなど低力価の薬が主流だったころとは全く事情が違うのです。
新薬の多剤大量処方は、かつての多剤大量処方より遥かに危険です。

死亡例の処方で、特に無能丸出しだったのは、ゼブリオンとインヴェガとリスパダールの併用です。インヴェガとゼブリオンは同じ薬です、さらにこの成分はリスパダールの代謝成分なのです。

私のような一市民でも、これらの処方の間違いはもはや明確に否定できます。

要望書に書いた内容は、全て科学的な事実です。9年もかけてじっくり検証しましたからね。
医師というのは、医学生時代に殆ど薬理は学びませんから、一般人でもちょっと頑張って1か月ぐらい勉強すると、あっというまに医師を超えます。
ずっと前からCYPの相互作用のことを書いてますが、私が指摘するまでCYP相互作用を知らない医師は大部分でした。
精神医療には、科学的な根拠はありません。唯一科学的なのは、製薬会社の治験ぐらいですが、昨今の製薬会社の不祥事にあるように、現在の治験の在り方は利益相反を排除できない。また治験は短期的(長くて2年)なもので、ある一定の症状に対し効果があったかどうかを示すものです。病気そのものを治すものでないことは明白です。

患者や患者の家族が口を出すと、怒り出す医師がいます。怒るっていうのは自分の無知を隠すためですね。
間違いなくヤブです。
こうした医師は、市民が無知でないと困るんです。

そもそも、市民(患者)が治療に参加することは、治療成績の向上にプラスになるに決まっています。
インフォームドコンセントが実際的に機能するためには、市民の薬への知識向上が必須です。

市民やコメディカル、福祉職の皆さんの知識力向上のための勉強会をやっています。
ご自身や大切な方を守るためにも是非参加して知識を得てください。

市民の為の向精神薬の知識(18人限定)5月24日相模大野

薬物による人権侵害を考える会5月25日相模大野

また、お近くで、向精神薬の中毒症状で苦しむ方々の支援を共に取りくんで頂ける医師、医療者、福祉の皆様の参加を切望しております。

よろしくお願いいたします。