厚生労働大臣・厚生労働省への要望書
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(平成22年度警察庁統計から)

精神疾患が理由で自死した総数(10代から60代):8120
その内訳
うつ病を理由として自死した総数       :5820
統合失調症を理由として自死した総数    :1316
その他精神疾患を理由として自死した総数 :984

この方たちは、全て病名が付いている人達である。
つまり、医師により診断を受けていた人。そのほとんどが向精神薬による薬物治療を受けていた人達といえる。

身体疾患が理由で自死した総数(10代~60代):2731

次のグラフは、健康問題を理由とした自死者数の年代別グラフである。

健康問題自殺

このデータから判明すること
1.若い人の健康問題とは大部分が精神疾患である
2.50代以降でも、健康問題での自死の半数以上が精神疾患を理由とした自死である。
3.少なくとも8120人が、病院を受診し、大部分が薬物治療を受けていた。
4.うつ病以外の精神疾患を理由とする自死も相当数存在する。
5、自死の原因は、抗うつ薬によるアクティベーションシンドロームだけではないということ。

方や、全国自死遺族連絡会の聞き取りデータを参照してみよう。

年代別自死者受診率

こちらのデータでは、20代の自死者の受診率はほぼ100%、30代の受診率も90%越えである。こちらのサンプル数は2000を超えるもので、国の自死調査でもこれだけの数のものはない。

ここでもう一度、警察庁の総自殺数に対する精神疾患の割合を確認すると、20代では精神疾患を理由とする自死は約30%に過ぎない。

健康問題割合

この相違の理由は、警察の調査において精神疾患を理由としたものは、内訳で細かく病名の分類がされているのをみても、自殺当時に正式に受診が確認できたものに限定されているからであろう。つまり、警察の調査で精神疾患を理由としていない自死者にも受診者、向精神薬の服用者は多数含まれている可能性があるということだ。

男女別自死者数

ちなみに、全国自死遺族連絡会のデータでも、警察庁のデータにもある共通点がある。
男性は年齢と共に受診率が下がっていくが、女性はそれほど下がっていないということ。
女性は高齢者になるとかえって受診率が上がる傾向がある。

実は、それと同じ傾向を表わすデータがある。
30万件の診療報酬データを使った抗うつ薬の処方率の年齢男女別データである。
(見にくいが左が男性、右が女性)

抗うつ薬年代別処方率

これもまた、向精神薬による薬物治療と自死の関連性を疑わせる。

自殺対策のトップの精神科医が、こうした疑惑に対し『癌患者が抗がん剤を飲んでいるのと同じ』と発言した。本気で言っているなら、頭悪すぎである。自殺対策から、精神科医を除外することを望む。

これらのデータが明確に指し示すのは、自死者の多くが既に病院に受診中であり、
もはや早期発見など必要がないこと、受診しても自殺防止にならないこと、
さらには、受診が逆に自死の要因になっている可能性が高いことである。

結論
平成22年度の自死者の内で、
向精神薬を服用していたことが、警察により公式に確認されているいる自死者数:8120人
全国自死遺族連絡会の聞き取り調査による受診率に換算すると倍以上:16000人~17000人
ということである。


さらに言えば、自死者の10倍は予備軍がいると言われる。少なくとも8~17万人位がどうしようもない窮地に追い込まれているという事でもある。

最後に付け加えたいのは、
最大の自死要因とされるうつ病は治る病気だということ。

まずは調査してください。

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