船のエンジンは、大きく分けると二つあります。
それはタービン方式とディーゼルエンジンです。
タービン方式というのは、水を加熱して蒸気を得て蒸気でタービンを回転させて推進力を得るというエンジンなので、燃料は何でも使えます。
たとえば、重油でもいいし、原子力でもOKです。
これに対してディーゼルエンジンは、基本的にはバスとかトラックのエンジンと同じで、気化して燃料を圧縮して着火させ、爆発力によってシリンダーを動かし推進力を得るという仕組みになっています。
一般的にはディーゼルエンジンといえば軽油が燃料だと思われがちですが、軽油だけではなくて重油も使用可能です。
重油と呼ばれるものには、A重油・B重油・C重油というのがあって、特に大型の船舶に用いられるのはC重油です。
実は昔、C重油はカスみたいなもので燃料には使えないものと思われてきましたが、C重油を加熱して粘度を低めて使用可能にする技術が開発されると、瞬く間にC重油は大型船舶の主力な燃料となりました。
というのも、C重油はカスだけあって燃料の値段が安く、特に長距離の航海には利用しやすかったからです。
ちなみに、世界最大の船舶エンジンは、フィンランドのバルチラ社が作ったWärtsilä-Sulzer RTA96-Cでエンジンの重量だけで2300トンもあります。
これは、中国と北米を結ぶ超大型貨物船に使用されており、その貨物船を31ノットものスピードで航行させることが出来るのだそうです。
以上、そんなことを考えながら、天気図を見つめていました。
低気圧と共にボンボヤージュ決定につき、中学時代に知人が靴下に「b.」と刺繍していたことを、混乱のあまりにふと、思い出しました。
またね!
それはタービン方式とディーゼルエンジンです。
タービン方式というのは、水を加熱して蒸気を得て蒸気でタービンを回転させて推進力を得るというエンジンなので、燃料は何でも使えます。
たとえば、重油でもいいし、原子力でもOKです。
これに対してディーゼルエンジンは、基本的にはバスとかトラックのエンジンと同じで、気化して燃料を圧縮して着火させ、爆発力によってシリンダーを動かし推進力を得るという仕組みになっています。
一般的にはディーゼルエンジンといえば軽油が燃料だと思われがちですが、軽油だけではなくて重油も使用可能です。
重油と呼ばれるものには、A重油・B重油・C重油というのがあって、特に大型の船舶に用いられるのはC重油です。
実は昔、C重油はカスみたいなもので燃料には使えないものと思われてきましたが、C重油を加熱して粘度を低めて使用可能にする技術が開発されると、瞬く間にC重油は大型船舶の主力な燃料となりました。
というのも、C重油はカスだけあって燃料の値段が安く、特に長距離の航海には利用しやすかったからです。
ちなみに、世界最大の船舶エンジンは、フィンランドのバルチラ社が作ったWärtsilä-Sulzer RTA96-Cでエンジンの重量だけで2300トンもあります。
これは、中国と北米を結ぶ超大型貨物船に使用されており、その貨物船を31ノットものスピードで航行させることが出来るのだそうです。
以上、そんなことを考えながら、天気図を見つめていました。
低気圧と共にボンボヤージュ決定につき、中学時代に知人が靴下に「b.」と刺繍していたことを、混乱のあまりにふと、思い出しました。
またね!