お父様の指示が通らない状況であった事実をまず直視しなければならない | 神と共に生きる真なる息子娘として

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神と共に生きる真なる息子娘として、真実、正義、原理の道を行くことを訴える桜井正実のブログ(前stfgraduateのブログ)

 情報に接する機会の少ない祝福家庭が顯進様に対して抱いている一番大きな疑問は「何故顯進様はお父様の指示に従わずに出て行かれたのであろうか」ではないだろうか。

 

 束草で「1年間そばにいなさい」というお父様の指示に従っていれば、1年が3ヶ月になり、「お父様が顯進様を再び立てることができたはずだ」という考えを私自身持っていた時期があった。

 

 この考えの前提は「お父様が全実権を握っている」ことと、「お父様の指示が通る」ということである。当時どのような状況であったのか、まず祝福家庭にお知らせしたい。

 

  •   2008年4月、顯進様が家庭連合副会長から解任される(お父様の人事ではない)
  • 2008年5月、顯進様がW-CARP世界会長から解任される(お父様の人事ではない)
  • 2008年7月29日、顯進様が米国総会長から解任され、仁進様が総会長(正式な就任式は8月)になる(お父様の人事ではない)

米国の基盤なくお父様の願われるUPFを通した世界摂理が困難なため、顯進様側ではこの時、お父様に何度も確認した。

    —7月29日、 金炳和大陸会長がお父様にお尋ねし、お父様の意向を確認した

    -9月14日、顯進様が元殿で直接お父様にお尋ねし、お父様の意向を確認した

    -2009年3月21日、朱東文氏、郭錠煥会長がお父様にお尋ねし、お父様の意向を確認した

 

 3回(私が知らないだけでもっとあったかもしれないが)もお尋ねしたが、お尋ねする度にお父様の答えは、「顯進が総会長、仁進は総会長ではなく牧会担当の祝司長、朴珍成(当時仁進様の夫)は絶対に教会に関与してはいけない」であった。このお父様の意志を教権勢力にも伝えたが、なんとお父様の人事指示は無視され揉み消されたのである。

 

  • Ÿ  2009年11月18日 顯進様がUPF共同議長から解任される

 翌日の訓読会でお父様は勝手な人事に激怒され顯進様を元に戻すように言われるがお父様の指示は黙殺される。この時日本の公職者のリーダーにこの日のお父様のみ言が一度流されたが削除要請が上からおろされ、皆削除したという。これは直接聞いた話であり、良心的公職者が立ち上がれば証言する日が来るであろう。

 

 お父様は2008年の時点ですでに教権勢力に実権を握られ、お父様の人事指示も、まともに通るような状態ではなかったのである。このような状況でただ、お父様の指示に従っていれば別の道が開かれていたと言えるのであろうか。

 

 もし顯進様が摂理的責任を放棄し、UCIも引き渡して謹慎すればお父様が再び顯進様を立てて、摂理も何の問題もなく成されるというのであれば顯進様がそうされることは簡単なことである。顯進様がそうされることが出来なかった理由は、摂理の方向性を守るためであり、ただただ、神の摂理を成し真のお父様の願いを果たそうとするが為であったのだ。

 

 そのような顯進様に対してリーダーたちは、「顯進様は自己否定できない」から、「蕩減が分からない」から真の父母様の下を去り、UCIを泥棒して公金を無駄遣いしていると食口に伝えて来たのである。そのような顯進様であれば、誰がついていくというのであろうか。そのようなリーダーの言葉だけを信じ、お父様が全実権を握られ全責任を負われていた蕩減時代の理想的信仰論で、真の父母様に従いさえすれば全てを成せたのだと顯進様に全責任をなすりつけ、裁くことはあまりに安易すぎるのではないだろうか。

 

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