ヘイル・シーザー the movie | 元・深川江戸資料館ボランティア   1986-2024
もらった前売券でみてきた。朝9時40分の回はガラガラで、4番(部屋番号)には10人くらいしかおきゃくがはいっていなかった。5人だったかもしれない。

映画そのものはまずは教会の懺悔室からはじまる。たいへん信心深い主人公である。全編基調は宗教的。
もちろんキリスト教(新旧ユダヤ含む)。懺悔室シーンはなんどか出てくる。

わけしりものしりには、このシーンの暗示しているものはなに、だれということがわかるらしい。たしかにヨーロッパ人の巨匠(監督)らしい人物(クリスチャンランベール)、共産主義者の脚本家集団(実在したモデル10人 だれだ?)、シンクロ女優(スカージョ演じるエスター・ウイリアムズか)、あれはだれ、これはだれと知る人ぞ知るモデル映画らしい。

フォックスキャッチャーやマジックマイクでイケメンムキムキ寡黙男を演じた チャニングテイタム が歌、ダンス、タップでプロぶりを披露。セーラー服姿で仲間と一緒に1曲まるごと歌って踊る。その後、しまいには沖に迎えに来た原潜でロシア(当時のソビエト連邦か)に亡命するという、これにもモデルありかと半信半疑、創作かと?マークがつくのだが、それきりテイタム氏はでてこない、ペット(犬)のエンゲルスと遠くへいってしまい戻っては来ないのだろう。

ティルダスウィントン、彼女が双子のゴシップ記者役(一人ふたやく)ででてくる。背が高くブランドのモデルをしただけあって芸能記者役とはいえ品がある。頬骨の高い、高貴なお顔の年齢不詳な英国j女優。50年代ファッションがステキでした。この役柄にもモデルあり(とのこと)。

宗教論争のような部分もあるし、これは一体という意味のわからないシーンも挿入されている。映画監督のダルトントロンボ役の俳優がでているはず。あの眼鏡manがそうだろう。

ビキニ環礁での水爆実験の写真を(ヘッドハンターが)主人公に見せて、ロッキード社にかれ(主役エディ)を重役で転職させようとしているのだが、極秘情報だということで、もう映画の時代ではない航空産業だ、というのである。写真にはキノコ雲がうつっており、主役が発することば: ハ ル マ ゲ ド ン   

おもな筋書きはあるにはあるが、だからそれがどうしたという感じ。脇のストーリーが複数あり、めがくらみそうで、実はそう派手ではないtいう摩訶不思議な映画であった。宗教色がつよく、いっぷうかわった作品。

だれにでも薦めることはできない。二人に一人がつまらなかった、といいそう(?)。独断と偏見にもとずいています、あしからず。


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