【今回の記事】
【記事の概要】
子どもたちのジャンケン遊びをまとめました。
◯じゃんけんコチョコチョ
◯顔ジャンケン
◯あっち向いてホイッ
◯ジャンケン手叩き
【感想】
仕事と育児と家事とでフル活動の忙しいお母さん方はなかなか子供と触れ合う時間が取れないもの。しかし、触れ合う“量”が足りないなら、“質”を高めて親子間の「愛着(愛の絆)」を強くしていきましょう!
①乳幼児期には親が子どもの近くにいて、子供の表情に反応して養育に当たる
②スキンシップを図る
③子供を見て微笑む
④子供に穏やかな口調で話しかける
⑤子供の話をうなずきながら聴く(共感)
⑥小さなことから褒める
⑦以上の中でやると決めたものは、気分でやったりやらなかったりしない
(②〜⑦は乳幼児期以外でも効果を発揮します。乳幼児期に十分愛着を形成できなかった場合でも、②〜⑦の実践によって愛着を修復することが出来ます。)
その後、「この『愛着7』を意識的に行ってふれあいの“質”を高めましょう」と話してきましたが、この言い方もかなり抽象的です。そこで、この「愛着7」を最も効果的に行える親子のふれあい方には具体的にどんな形があるだろうと考えて来ました。
一般的に最も効果が高いとされている行為は「②スキンシップを図る」つまり、抱っこやハグと言われています。しかし子供は、これまでのブログでも紹介してきたように、“スキンシップ”だけでなく、お母さんの“視線”や“笑顔”、“優しい語りかけ”、そして自分の気持ちに対する“共感”も求めています。
これらを考慮した時に、抱っこやハグより更に効果が高い愛情行為の一つは、「抱っこジャンケンチョコチョコ」(命名は私です😅)ではないかという結論に至りました。対象年齢は小学校6年生くらいまでなら可能だと思います。
まず、お母さんが腰を下ろして、(下の絵では抱っこしていませんが)子供とジャンケンができるくらいの距離を保って抱っこして(子供をお母さんの太ももの上に乗せて)向かい合います。かなり近い距離でのジャンケンになりますが、その至近距離にお母さんの眼や顔があるのです。親子の絆作りには持ってこいだと思います。その後、ジャンケンをします。勝った方が負けた方の体をコチョコチョくすぐります。これの繰り返しです。これなら“スキンシップ”以外の視線”、“笑顔”、“優しい語りかけ”も全てできます。ジャンケンをしながら、「ジャンケン強いね!」「いい笑顔だね」等と“褒める”こともできますし、このくらい親近感がわけば、「お母さん、実はね……」と聞いてほしい話も話し易くなります。そうしたら、「うんうん」と頷きながら話を聞いて“共感”してあげることもできます。ジャンケンは連続で行うので、所要時間は5分もあれば結構楽しめるのではないかと思います。
また、ジャンケンには上記記事のようにいろいろな種類があります。日によってバージョンを変えて楽しんでみてはいかがでしょう?