【今回の記事】
ママたちが詠む「ご飯作りたくない」川柳17選

【記事の概要】
毎日頑張るママたちの「ご飯作りたくない」川柳17選
1.『めんどくさ 食事しながら 次のメニュー』
2.『外食に 行きたいけれど 金がない』
3.『作っても 何の感謝も ありゃしない
4.『缶詰を 出したら喜ぶ アホ旦那』
5.『めんどくさい あー めんどくさい めんどくさい』
6.『ごはんまだ?  自動で出ると 思うなよ
7.『腹へった?  いえいえそれは 気のせいよ』
8.『丸亀と デパ地下弁当 ピザ出前』
9.『おゆわかし そそぐだけだよ かんたんさ』
10.『適当で  ええわかりました バナナだけ』
11.『あれも嫌 これも食えない  離婚近』
12.『リクエスト 聞いても言わず 文句だけ
13.『調味料 あなたかけすぎ マズイわけ?』
14.『休日は みんなそれぞれ 食べてくれ
15.『こたつむり 寒くて夕飯 作れません』
16.『この季節 お鍋に逃げる 助かるわ』
17.『昨日鍋 したから今日は カレーだな』

   毎日の家事や育児に頑張るママたちが詠んだ「ご飯作りたくなたい」川柳。愚痴から願望まで、思わずクスリと笑ってしまう一句でしたね。家事や育児を完璧にこなそうとしてイライラするくらいなら、たまには手抜きをしたっていいじゃないママが笑顔だと、家族も笑顔になれるんです!

【感想】
   いくつか気がついた点についてお話ししたいと思います。
   まず「3」「12」については、食事を作ってもらうことに対する感謝の気持ちが家族の中に欠けているためです。実際に食べていれば、正直不満を言いたくなる時もあるかもしれませんが、①まずは、その中でも、おいしいおかずについて、「これおいしいね」と肯定的な感想を伝えましょう。②次に、どうしても伝えたいことがあればその後に伝えましょう。この順序を間違えると、食事を作ってくれたお母さんからすると「文句を言われた」という気持ちの方が膨らんでしまうと思います。
   次に「6」については、食事を用意してもらうことだけを相手に求めず、まずは、「お母さん、何か手伝う事は無い」と、相手のために行動を起こすようにしたいものです。「①take and ②give」ではなく、①give and ②take」ですね。
   最後に、「14」についてですが、もしよければ休日の食事は、お母さんに頼らず、自分たちで何とか用意する日にしてはいかがでしょうか?以前投稿したように、食事を自分で作る事は、「食材は何が必要か?」「作る手順はどうすればいいのか?」「次に何をすれば良いのか?」「何分くらい煮ればいいのか?」等、意思決定能力情報活用能力、さらには段取りを考える能力を身に付けるのに絶好の機会です。これらの力は、確実に将来の生活や仕事に求められる力であり、勉強だけしていては絶対に身に付かない力です。普段は作り慣れていないメンバーであれこれ相談しながら食事を作ることも楽しいのではないでしょうか。さらに、そのような活動を通して、普段のお母さんの苦労も理解できるでしょうし、何よりも家族同士の愛着が確実に強まると思います。