【今回の記事】
産後健診に公費助成、うつ予防など…来年度から

【記事の概要】
   産後うつなどの予防のため、厚生労働省は来年度、出産したばかりの母親を対象とした健診への公費助成を始める方針だ。心身の不調がある母親を早期に発見し、医師や助産師らによる支援につなげる
   授乳がうまくいっているか、育児で周囲の支援が得られているかなどを確かめる。産後うつになりやすかったり、子どもを虐待するおそれがあったりする母親には、助産師らが、育児や心身の健康管理のアドバイスを行う市町村の産後ケア事業を紹介したり、精神科の受診を勧めたりする。

【感想】
   果たして、一日中育児に追われ、自分の時間さえ持てず、精神的に困ぱいしている母親を、外部機関の第三者による「検診」が救うことができるのだろうか?
   仮に、検診に出かけても、「授乳の仕方」「周囲への相談」などについて、「助言」を通り越して、「叱責」に遭っているケースもある。以下の本ブログを参照頂ければ幸いである。
涙の9ヶ月健診

   そのような母親を救うためには、一つには、子育てにかかる作業量を減らすこと。もう一つは、母親を一人にしないこと。この二つが必要である。その二つが実現できるのは、やはり「イクメンパパ」しかいない。
   そして、その父親が、相手の気持ちを安心、安定に導く「セロトニン5」の支援によって母親に接することによって、必ず母親の精神状態は安定する。
   なお、「セロトニン5」については、本ブログの以下の投稿を参照して頂ければ幸いである。
全ての子どもの気持ちを安定させるスーパー支援法『セロトニン5』
タイトルには、「子どもの気持ち」とあるが、もちろん大人でも、認知症の方でも、同様の効果がある。

   産後の母親の精神状態を改善できるのは、検診の「システム」ではなく、パートナーの「思いやり」しかないのである。