以前、「子どものやる気スイッチを入れる魔法」という記事を掲載させて頂きました。今日はその逆の内容です。

   親は子どものためを思って一生懸命しつけようとします。しかし、そこに、逆に子どもの「反発スイッチ」をONにしてしまう、親のあるオーラが存在します。
   その名は「させようオーラ」(「させるオーラ」だったかな?)。これは、中京大で退官された鯨岡峻先生が著書の中で述べている言葉です。
これは、親の「ちゃんとしつけよう」「ちゃんとさせよう」という思いが強すぎるときに親から発せられるオーラのことです。
   「ちゃんとしつけよう」「ちゃんとさせよう」と意気込んで子どもの前に立っている親の表情や態度はどうなっているでしょうか?眉毛がつり上がって、目はギラギラ?子どもが行動する前に次から次と繰り出される言葉は語気が強く、時には力づくでも子どもの腕を引っ張って言うことを聞かせようとするかもしれません。
   そういう時の親から発するえも言われぬ雰囲気を子どもは敏感に感じ取り、親に近づきにくくなり、更には親への反発心さえ生まれ、親の言うことを聞かなくなるのです。
   では、どうすれば子どもを素直に、そしてやる気を出させることができるか?それについては、以前投稿した以下の投稿をご参照ください。
「子どものやる気スイッチを入れる魔法」