そのまま帰ってくるな! | 偕楽園血圧日記

そのまま帰ってくるな!

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 首相「私も諦めず頑張る」=なでしこ優勝で

 菅直人首相は19日午前、衆院予算委員会で、サッカー女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会での日本代表の初優勝について「体格では比較的小さな日本人選手が接近して相手に自由なプレーをさせない迫力、先行されても絶対諦めないという気迫が優勝という素晴らしい結果をもたらした」と称賛した。その上で「やるべきことがある限り>、私も諦めないで頑張りたい」と述べ、政権運営への意気込みを強調した。
 首相は決勝を生中継で観戦したと説明。予算委に先立ち、首相は官邸で記者団に「日本国民に最高の贈り物をしてもらった。特に(東日本大震災の)被災地の皆さんに喜んでもらえるんじゃないか」と語った。
 時事通信 7月19日(火)10時44分

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 いったい何を言っているのだ、この男は?

 あんたには国民からレッドカードが出されているのだから、なでしこジャパンというのならば、「それはどうか」という判定でも不服を言わずに退場した岩清水を見習え!


 さて、

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 「あずかり知らぬ」と謝罪せず 菅首相、市民の党献金問題で

 菅直人首相の資金管理団体が、日本人拉致事件容疑者の長男(28)が所属する政治団体「市民の党」(酒井剛代表)から派生した政治団体に計6250万円を政治献金していた問題で、菅首相は19日の衆院予算委員会で「(長男が地方選に出馬したことは)私のあずかり知らぬこと」と述べ、野党から再三、拉致被害者家族への謝罪を求められたが応じなかった。
 自民党の「菅首相拉致関係献金疑惑追及プロジェクトチーム」座長でもある古屋圭司議員の質問に答えた。
 菅首相は答弁で、市民の党代表については「知っております」と長年の知人関係にあったことを認めたが、拉致容疑者の長男については「まったくこの人物については承知していない」と面識を否定。
 古屋氏から3度にわたり、政府の拉致対策本部長の立場にありながら多額献金したことへの謝罪を促されたが、「この問題で謝るということにならないと思っている」と繰り返した。
 古屋氏は質問に先立ち、市民の党や派生団体にあてた民主党側からの寄付が平成19~21年で、計1億433万円に及ぶと改めて指摘。市民の党を「いまも共産主義革命をしようとしている極左の過激派集団」と糾弾し、長男については「(ハイジャック犯らが北朝鮮に作った)日本革命村小学校で金日成主義など徹底的な思想教育を受けている」と指摘した。
 また、参院選のあった19年の市民の党関係の人件費が5500万円と突出していることをあげ、「民主党候補陣営にボランティアと称して裏で人件費を払っていた疑いが拭いきれず、悪質な運動員買収にあたる構図だ」と公職選挙法に抵触する可能性を指摘した。
 市民の党には、昭和55年に石岡亨さん=拉致当時(22)=と松木薫さん=同(26)=を欧州から北朝鮮に拉致したとして、結婚目的誘拐容疑で国際手配されている森順(より)子容疑者(58)と、よど号ハイジャック犯の故田宮高麿元リーダーの間に生まれた長男が所属。長男は今年4月の東京都三鷹市議選に市民の党から立候補したが、落選した。
 産経新聞 7月19日(火)17時45分


 自民、首相や民主党議員の献金問題を追及

 自民党の古屋圭司衆院議員は19日の衆院予算委員会で、菅首相の資金管理団体「草志会」が日本人拉致事件の容疑者の親族が関係する政治団体「政権交代をめざす市民の会」(相模原市)に政治献金をしていた問題について、「市民の会」と関係する2団体の計3団体に対し、首相だけでなく民主党議員らが総額2億500万円を献金していたと指摘した。
 古屋氏によると、献金は2007~09年に行われ、献金元は、草志会のほか、鳩山前首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」、08年当時首相が会長を務めた民主党東京都連など。首相は「政治資金規正法にのっとって寄付をし、収支報告にきちんと記載しており、法令に沿っている」と強調した。
 読売新聞 7月20日(水)0時0分

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 昨日の国会では菅総理から「めざす会」への献金問題でさらに突っ込まれた質疑が行われたのだが、相変わらずほとんどのメディアは黙殺。NHKニュース7などは台風関連もあって放送時間を一時間に延長しておきながらも国会審議のことなどおくびにも出さないという素晴らしき「スルー」を見せてくれた。
 今回は民主党の地方議員からも1億円を超える寄付があったことや、参院選での選挙違反になるほどの癒着疑惑までが暴露されたというのに、いったいどうなっているのか。

 ここまで話が出ていながらもテレビ局が関テレのアンカー以外総スルーしているというのはどういうことか、日本人しっかりと考える必要がある。
 ようやく元過激派である「市民の党」代表者との関係は認めたが、菅総理はこの「長年の知人」に対して「革命万歳!」という文をを書き送ったことがある
(2011/07/18の記事、「見せろ日本の底力!」 参照)。よど号犯の息子の話がなくとも、これだけで充分責任問題に発展する話なのだ。


 拉致に関わったよど号犯の長男の名を出せば、「親と子は違う」という人が必ず現れよう。
 が、例えば蓮池さんら拉致被害者と費の家族が帰国するのにどれほど困難があったか。平島筆子さんがどういう目に遭い、その他の「日本人妻」たちが今どういう待遇を受けているか。また寺越武志さんがどういう言動を繰り返しているかを見れば、何の障害もなく来日したばかりかすんなりと帰化し、市会議員に立候補できるような環境がいかに特殊なものか、不思議に思うのが当然
 考えられないことだが「本当に知らなかった」にしても、多額の寄付をした相手がそういう人間を仲間にしていたと指摘されたのである。一国の総理大臣が取るべき態度は「まったく不明であった。拉致問題解決の足を引っ張りかねない行為を反省する」でなくてはならない。

 ところが「あずかり知らぬこと」「政治資金報告書に書いているのだから問題ない」である。
「書いてあるからいい」ではない。そういう相手と関係を持ったことに対する政治家としての倫理観が問われているというのに、「あずかり知らぬ」で逃げようとするのは、もはや不誠実とかそういうレベルの話ではない。


 この菅総理の周辺から、今、

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 菅首相に「サプライズ訪朝」説 窮地抜け出す「一発逆転劇」あるか

 浜岡原発の停止要請や「脱原発」宣言などが唐突な発表が目立つ菅直人首相に、今度は「電撃訪朝説」が浮上した。過去2回にわたって金正日総書記との首脳会談を行った小泉純一郎首相(当時)は、結果として会談後に支持率が上がったという経緯があるだけに、「追い詰められた権力者ならやりかねない」との見方もある。
 訪朝説は、自民党の山本一太参院政審会長が2011年7月19日、「未確認情報」と断りつつ、ブログやツイッターに書き込んだ。ブログによると、山本氏は、「ある朝鮮半島問題の専門家」から、
「菅総理が極秘に訪朝(日朝首脳会談)の準備をしているという噂がある。外務省を通さずに北側にアプローチしているらしい。今のところ、北朝鮮側から返事はないようだ」という話を伝えられたという。
■客観情勢を見る限り、「可能性ゼロ」と専門家
 山本氏は、「まさかとは思うが、一応、警戒だけはしておかないと」と、必ずしも可能性はゼロだとは見ていないようだ。
 だが、「可能性は全くない」と切り捨てるのは、コリア・レポート編集長の辺真一さんだ。その理由は、大きく3つ。ひとつが、「環境が整っていない」ことだ。拉致問題にも解決の糸口が全く見えない上に、米朝関係も改善の兆しが見えない。さらに、北朝鮮が韓国の李明博大統領を「逆徒」と罵るなど、南北関係も最悪だ。
 二つ目が、「北朝鮮がレームダック化した政権を相手にする必要はない」という点だ。例えば福田政権当時の08年に結んだ日朝合意では、北朝鮮側が拉致被害者について再調査する一方、日本側は人的往来の規制を解除することになっている。ところが、首相が頻繁に交代したことが原因で合意内容が履行されていないとして、北朝鮮側は非難を続けている。このような状況からしても、一度は退陣を示唆した首相との会談は現実的ではないとの見方だ。
 三つ目は、そもそも菅首相は北朝鮮とのパイプがない、という点だ。その上、民主党政権になっても対北朝鮮政策に変化がないことも、会談の可能性を低くしていると言>えそうだ。
■1月には前原氏にも「電撃訪朝」説
 実は、歴代の内閣では、しばしば「電撃訪朝」が取りざたされている。例えば、週刊朝日の08年1月18日号には「福田サプライズ訪朝で拉致問題の行方は?」という見出しの記事が掲載されているし、菅内閣についても、11年初めに似たような話が出ている。前原誠司外相(当時)が1月4日の年初の会見で、中断が続いている日朝交渉の再開に前向きな発言をしたところ、朝鮮中央通信が1月8日、「時代の流れと国家間の関係発展に合致する」と称賛。このことから、「北朝鮮が称賛する前原外相 拉致被害者奪還、3月訪朝説」(週刊朝日、1月28日号)「『電撃訪朝&めぐみさん奪還』を前原外相に吹き込んだミスターX」(週刊新潮、1月27日号)などと憶測が広がった。
 過去の日朝首脳会談は、02年9月と04年5月に、小泉純一郎首相(当時)が行ったのみ。いずれも、会談が政権の浮揚につながったという経緯があるだけに、辺さんは「追い込まれて、窮地を抜け出すための『一発逆転劇』として、訪朝に関する情報が流れてくることはあります。いわば『北朝鮮病』というか、毎年恒例の『夏の怪談』のようなものです」と分析している。
 J-CASTニュース 7月19日(火)20時3分

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 こんな噂が流れてきているという。

 本人には「小泉の真似を」という思惑あってのことなのかもしれないが、「市民の党」「めざす会」との癒着が明らかになっている今、こういう行動をするのはただの自滅行為である。
 もちろん、記事にもあるように、これほど国民から嫌われている菅総理の延命に北朝鮮が手を貸すこともない。「拉致被害者がいました!」とやらせてもらえるわけもない。それもないままに成果を強調しようとして変な援助の約束などしようものならば、「やっぱり北と繋がっていたのだ」と、この寄付問題が首を絞めることにもなろう。

 菅総理がもし北朝鮮に行くのならば、そのまま亡命した方がいいだろう。「革命万歳!」という人間にはふさわしい行動だし、望み通り「外国に逃げた初めての総理大臣」として教科書に名を残すこともできる(冷笑)。

 ただ、それにまぎれて日本の国家機密をごっそり持ちだされても困るな。


 おまけ。

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 偏向教科書不採択を緊急提言 創生「日本」

 保守勢力の再結集を掲げる議員連盟「創生『日本』」(会長・安倍晋三元首相)は19日の研修会で、今夏に全国で行われる中学校教科書の採択で自衛隊を憲法違反と強調するなど偏向した教科書の採択を行わないよう求める緊急提言を採択した。
 提言は、採択対象の中学歴史と公民の教科書について「民主党政権となり、日教組の圧力によって教育基本法の趣旨および日本人の常識から大きく外れた非常識な教科書がほとんどとなった」と指摘。安倍氏は研修会で「菅政権は日本全体を巻き込んで立ち枯れさせようとしている。菅政権を倒して戦後レジームから脱却し、誇りある日本をつくっていかなければならない」と述べた。
 産経新聞 7月19日(火)23時10分

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 民主党政権になったから変更教科書が増えたというより、民主党政権になったおかげでせっかく直りかけていた偏向が元に戻って、さらにその勢いで行き過ぎるようになったという方が正しいのかもしれない。

 で、その偏向とはどういうものかといえば、

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 日本教科書の歴史わい曲、韓国市民団体が修正要求へ

【東京聯合ニュース】韓国の非政府組織(NGO)「アジア平和と歴史教育連帯」は19日、日本の文部科学省に中学社会科教科書(地理、歴史、公民)の歴史わい曲部分の修正を促す要求書を提出する予定だと明らかにした。
 同団体が修正を求める部分は3月30日に日本政府の検定を通過した教科書7種の177か所。出版社別では自由社44か所、育鵬社40か所、東京書籍18か所、日本文教出版24か所、帝国書院14か所、教育出版20か所、清水書院17か所。
 壬辰倭乱(文禄・慶長の役)を「朝鮮出兵」と記述したり、明成皇后(閔妃)の殺害事実や旧日本軍の慰安婦問題の記述を削除したことなどに対する修正を求める。また、独島と関連し、「韓国が不法占拠を続けている」と表現したことも、韓日間で不必要な葛藤(かっとう)を深める要素だと指摘した。
 聯合ニュース2011年7月19日(火)17:00

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 つまりはこの韓国人が「書け書け」とやっているような妄想ということだ。分かり易いね(笑)。

 しかし自虐史観で名高い東京書籍の本にまでいちゃもんをつけてくるのだから、韓国人の妄想は病膏肓に入っている。
「朝鮮出兵」という単語に文句をいっているが、秀吉の立場でいえば何も間違ってはいない。むしろ外国から攻め込まれた事象に「乱」という国内での争いに使われる字をあてている韓国の方がおかしい。
 まあ、韓国人は漢字の意味が分からないから仕方がないのかもしれないが。

 それともこの「壬辰倭乱」というのは、秀吉軍の侵入に便乗して朝鮮半島内で朝鮮人が暴れたことをいっているのかな?(冷笑)。


 本日の縮尺。

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 豪華客船に帆船、特撮映画の軍艦も…精密な船舶模型がずらり

偕楽園血圧日記-船舶模型
(写真、産経新聞より。250分の1のクイーンメリー2。後部デッキも精密に再現している)

 全長3メートルを超す精密なフランスの豪華客船、船体構造を見せる帆船、特撮映画「海底軍艦」の轟天号…。JR岡山駅そばの岡山市デジタルミュージアムで開かれている「SHIPS-模型と絵画の世界」展は、船の歴史を伝える船舶模型約100点を展示し、見事な出来栄えはさながら海洋博物館を思わせる。
 岡山県初の大規模な船舶模型展は、県内の船舶模型の愛好家の「岡山船舶模型クラブ」などが、「海の日」(7月18日)にちなんで、24日まで開催している。
 参加しているのは、自ら資料を集め、材料なども自作する同クラブのほか、ラジコンで動かす船舶模型の「倉敷模型船クラブ」、プラモデルの船をベースにした「未完成チーム」、そして海洋画家の「海洋画同好会」で、船舶模型に加え、海洋画80点も展示している。
 岡山船舶模型クラブのメンバーの塩飽和志さんは、佐渡旅行で乗船した大型旅客フェリー「こがね丸」を100分の1で制作した。全長は1・2メートル。1年8カ月をかけたが、まだ未完成で、今後は細部まで仕上げ、完成後は神戸の海洋博物館に寄贈予定という。
 このほか、倉敷模型船クラブのメンバーの秋田靖夫さんは、ラジコンで動かせる全長が3メートルを超す客船「フランス」など2隻を出展。今回は岡山県笠岡市の自宅工房から軽トラックで運び、業務用エレベーターで会場内に運び込んだ。
「制作もですが、展示したり走らせたりするのも結構大変です」と秋田さん。この大作は会場でひときわ注目を集めているだけに満足そうだ。
 未完成チームの栗山弘嗣さんの作品は特撮ものが中心。東宝の特撮映画「海底軍艦」の轟天号と怪獣マンダのジオラマは特撮ファンを魅了、「シービュー号」「サブマリン707」などの潜水艦は、少年時代を懐かしむオジサンたちをくぎ付けにしている。
 また、神戸市から参加した海洋画同好会の高橋健一さんはプロの海洋画家で、50号の「オリンピック号」を色鉛筆主体で描いている。高橋さんは「将来はプラモデルの箱絵を描くのが夢です」と話している。
 観覧料は一般300円、高・大生200円、中学生以下と65歳以上は無料。問い合わせは同施設((電)086・898・3000)。
 産経新聞 7月18日(月)14時23分

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 う~ん、ここまで大きい模型ならば、「人」を甲板に立たせてもらいたかったな。

 轟天号はちょっと世代的に思い入れはないが、シービューははまった。昔大阪では「海底科学作戦」と「宇宙大作戦」の再放送を交互に繰り返していたもので(笑)。
 どう見ても大陸間弾道弾を積んでいるとしか思えない外見をしている(実際に先行した映画版では発射もしている)のに「民間」の研究所が造ったことになっているという不思議さ(笑)。どうやって潜入するのか分からない「スパイ」(笑)。意味もなく出てくる怪獣など、子供をワクワクさせる筋立ては素晴らしかった。
 そして何よりあの「窓」
 いまだにあの窓のような構造が大型潜水艦にできないのが残念でならない。