自由に動き回る妖怪の群れ | 偕楽園血圧日記

自由に動き回る妖怪の群れ

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 衆院予算委 自民・谷垣総裁、菅首相に対して「政治とカネ」の問題などで追及

 国会では衆議院予算委員会で、菅首相に対して、自民党の谷垣総裁が政治とカネの問題などで追及した。
 谷垣総裁が、「(鳩山氏、小沢氏に)証人喚問に応じて、国会で説明責任を果たすように指導力を発揮すべきではないか」とただすと、菅首相は「まず、国会の中でご議論いただくのが、本来の国会運営の慣例だろうと」と述べた。
 谷垣総裁は、政治とカネの問題で菅首相の著書を取り上げて、「総理も国会議員で与党の党首だから、国会で説明するよう指導力を発揮するべきだ」と書かれていると詰め寄り、菅首相に小沢前幹事長らの証人喚問に応じるよう指示する考えがあるかただした。
 これに対し、菅首相は、著書にかいてあることは「一般論だ」として、「まずは国会で話し合うべきだ」との立場を崩さなかった。
 FNN 8月2日14時16分

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 誰か菅総理が何を言っているのか説明してもらいたいのだが……谷垣自民党総裁が「政治と金のことで問題を起こしている小沢、鳩山両人を国会に呼んで話をしようではないか」と言えば、「総理も国会議員で与党の党首だから、国会で説明するよう指導力を発揮するべきだ」と著書で述べている総理が「政治と金の問題は国会で話し合うべきだ」と返している。二人の言っていることは完全に一致しているのに、なぜか話が通じていない
 それとも総理は、「小沢氏らは一般論の埒外にいる特別な存在だ」とでもいうのだろうか?
 それならば話は通じるのだが、その場合総理ははとんでもないことを言っていることになる。
 気づいているだろうか?

 谷垣氏の代表質問を「迫力不足」だの「物足りない」と腐す人間もいるが、彼はしっかりと論理の罠を総理にかけている。
 まあ、いまだに「自民党はだめ」意識に取りつかれている有権者にはそれが見えないだろうということで、「もっと目に見えるように追い込め」と「手ぬるい」組は言っているのだろうが、国会論議は相手の揚げ足取りを目的にしたものではないのだから、以前の民主党のような「相手の悪口で締めて『論破終了』」質疑を繰り返せというのはどうだろうか。そういうことに向いているキャラは別にいるし、そういう強面と「もの分かりがよさそう」なキャラとを使い分けて相手を籠絡させるのも一つの手だし。

 それにしても、

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 政治とカネ「大きなけじめ」=菅首相、追加経済対策を検討―衆院予算委

 菅直人首相は3日午前の衆院予算委員会で、「政治とカネ」の問題を抱える鳩山由紀夫前首相と小沢一郎民主党前幹事長について、首相と幹事長をそれぞれ辞任したことで「大きなけじめ」を付けたと強調、一定の政治責任を取ったとの認識を示した。公明党の井上義久幹事長への答弁。
 井上氏は、首相が参院選中に鳩山、小沢両氏の政治資金問題を「クリアした」と発言したことの真意をただした。首相は「クリアという言葉が適切だったかは別として、(辞任は)大きなけじめだった」と指摘。井上氏は「国会での説明責任を果たしていない」として、小沢氏らの証人喚問実現へ指導力を発揮するよう求めたが、首相は明確に答えなかった。
 首相はまた、荒井聡国家戦略担当相の事務所費問題について、「問題ないと認識している」と語った。
 一方、井上氏は、景気回復のための追加経済対策の実施を提案。2009年度の決算剰余金を財源に、災害・雇用対策などを実施するよう求めた。これに対し、首相は「傾聴に値するテーマだ。財源についても具体的に提示いただいたので、そういったことも十分念頭に置いて議論、検討してみたい」と応じた。
 時事通信 8月3日9時51分


 「政治とカネ」けじめ、多くの国民理解…首相

 菅首相は4日の参院予算委員会で、鳩山前首相らの「政治とカネ」の問題について、鳩山氏らの辞任を「大きなけじめ」とし、「多くの国民に理解いただいているのではないか」と述べた。
 自民党の西田昌司氏は、鳩山氏の参考人招致を要求した。先の通常国会に続き、小沢一郎前民主党幹事長の証人喚問なども改めて求めた。野党は予算委で過半数を確保しており、ほかの野党も賛成すれば実現することになるが、野党側の出方は定まっていない。
 このほか、首相は米軍普天間飛行場の移設先を沖縄県名護市辺野古とした5月末の日米合意について、「しっかり実現するよう最大限の努力をしなければならない」と語った。さらに、「沖縄の理解が得られなければ実際には物事が進まない。理解いただけるよう全力を挙げて取り組む」とし、基地負担削減や沖縄の振興策を推進する考えも示した。
 読売新聞 8月4日21時39分

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 相変わらず「小沢は辞任したんだから国民も許してくれている」とする菅総理の「自分たちはいいんだ」思考には呆れてしまう。
「政治と金」で追い込まれた松岡元農水相はついには自殺にまで至ったが、それすら民主党は「一つのけじめ」とせず
(2007/05/30の記事、心がない) で引用した記事にあるように地元での密葬に出席しようとする安部総理(当時)を東京に引き留めてまで「年金年金事務所費事務所費!」の騒ぎで叩きまくったではないか。
 松岡氏は「宗男の子分」といわれる人間で決して褒められた大臣ではなかったが、人の死までも政権叩きに使った人間が、「役職辞任がけじめ」というのなど、まったく人倫にもとる


 その「政治と金はクリアした」と嘯く菅内閣では、新たな「政治と金」問題が噴出している。

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 郵政団体からの寄付は「請託ではない」 長谷川総務政務官

 国民新党の長谷川憲正総務政務官は3日の衆院総務委員会で、平成19年に自身が提出者となった郵政民営化見直し法案の審議中に、全国郵便局長会の政治団体「郵政政策研究会」から2千万円の寄付を受けたことについて、「毎年末に寄付を受けている。審議そのものとは関係がない。請託を受けて仕事をしたことはない」と強調した。
 質問した赤沢亮正氏(自民)は「国民の目から見れば、少なくとも形式的には収賄罪の要件を満たす可能性がある」と語った。
 産経新聞 8月4日0時38分

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 連立を組む国民新党から現在総務省の政務三役として行政府に入っている人間が、まさに「郵政民営化見直し」をやっていたさなかに郵便局の団体から寄付を受けていたというのである。

 この「郵政政策研究会」は、他にも、

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 全国の郵便局長や家族、OBらでつくる政治団体「郵政政策研究会」(旧「大樹全国会議」)が平成19~20年、国民新党側に2回のパーティー券代として計3350万円を不正に提供していた疑いのあることが28日、産経新聞の調べで分かった。政治資金規正法はパーティー1回に1団体が支出できる上限額を150万円と規定しているが、郵政研は本体以外にも全国に12ある地方本部を迂回(うかい)させ、多額の資金を提供していた。識者は「郵政研と地方本部は規正法上、1団体とみなされる可能性が高く、上限違反にあたる恐れがある」と指摘している。(調査報道班)
(中略)
■郵政政策研究会の話「地方本部は独立した政治団体であり、問題はないと考えているが、専門家と協議をしてみて、直すべきところがあれば直したい」
 国民新党の話「郵政政策研究会と地方本部は、それぞれが独立している団体という認識だ。受け取ったパーティー券代が(規正法の)上限に抵触するとは考えていない」
 産経新聞 7月29日2時7分配信 「郵政研、国民新に3350万円を不正提供か」より

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 献金を分散させることで総額規制をすり抜けていたのではないかという疑惑も出されているいわくつきの団体である。

 長谷川政務官は、

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 <供応買収>郵便局長2人逮捕 参院選投票依頼で接待 山形

 参院選比例代表に国民新党から立候補し落選した長谷川憲正総務政務官(67)への投票依頼などの見返りに接待したとして山形県警捜査2課などは24日、米沢市川井、米沢大門郵便局長、伊藤文雄(54)▽同県高畠町糠野目、小野川郵便局長、鎌田栄蔵(53)の両容疑者を、公職選挙法違反(供応買収)容疑で逮捕した。
 逮捕容疑は3月中旬、米沢市の飲食店で長谷川氏への投票や票のとりまとめを有権者約10人に頼み、1人当たり1000~5000円の飲食を提供したとしている。
 逮捕を受け長谷川氏は取材に「申し訳ない。私のために違反したということなら当然、私の責任はある。事実関係を調べ、あらゆる選択肢を含め、しっかりとした責任の取り方をする」と述べた。
 長谷川氏は元郵政官僚。04年参院選で自民党から当選したが、郵政民営化に反対して05年に国民新党結成に参加。09年9月から現職。今月11日の参院選比例代表では約40万票の個人名票を得たが、同党は議席を獲得できなかった。【鈴木健太、和田明美】
 毎日新聞 7月24日20時50分

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 選挙違反までしても落選しているのだから有権者から「否定」されている人間なのだが、大臣すら落選議員の継続に「適任者なら問題ない」という菅総理は、

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 <菅首相>長谷川総務政務官に辞任求めず…陣営から逮捕者

 菅直人首相は4日の参院予算委員会で、7月の参院選で陣営の現職郵便局長ら3人が公職選挙法違反容疑で逮捕された総務省の長谷川憲正政務官について「逮捕者が出たからすぐに結論を出すということにはならない。職務に適任な方は留任させたい」と語り、辞任する必要はないとの考えを示した。
 長谷川氏は旧郵政省出身。再選を目指し、国民新党から比例代表に立候補したが、落選した。菅首相は落選・引退した参院議員を閣僚などとして留任させており、長谷川氏は現在も郵政行政を担当。原口一博総務相も「罷免する考えはない」と答弁した
 これに対し、世耕弘成氏(自民)は「自分が監督する会社から支援を受け、逮捕者が出たのに居座り続けるのは問題だ」と批判した。【竹島一登】
 毎日新聞 8月4日18時29分

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 こちらも「適任だから問題ない」と続投させるという。

 郵政民営化阻止を党是とする国民新党の人間に郵便局長団体からの献金、さらには現職の郵便局長による買収容疑。どれか一つをとっても民主党お得意の「罷免と任命責任」の話になるはず
 だが、全国特定郵便局長会に応援されたということで自民党の高祖参議院議員(当時)を辞職に追い込んだ民主党の現代表は、そんな人間を政務官として重用する。
 どこまでふざけているのだろう。

 今のマスコミの態度では、この問題も大きな火事にならないままもみ消されてしまいそうだが、これも民主党にマルチ商法擁護と業界献金の問題が持ち上がった時に、「とにかく今は民主党を守れ!」とやったマスコミのおかげでこういう請託がらみの話に厳しい気風を醸成することができなかったのが発端となっている。少なくとも自民党時代にはあった「不正への意識」が、民主党のおかげで麻痺させられてしまったのだ。
 この流れで 牧民主党議員の「障害者団体擁護疑惑」も、後に与謝野元金融相が似たような問題を起こした時も大きな問題にされなかったが、「自分たちはいいのだ」にイデオロギーが絡むとどれほど政治が堕落し、腐るかのいい例になるだろう。
「自民は汚い!」とやった民主党を勝たせてしまったおかげで政治腐敗がより進むようになっているのだから、まったく情けない話である。


 ところで、「選挙違反」といえば、

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 山教組の教員 メールで投票依頼 参院選直前 公選法など抵触か

 民主党の輿石東(こしいし・あずま)参院議員会長(74)が3選した7月の参院選山梨選挙区で、輿石氏の支持母体である山梨県教職員組合(山教組)の教員が公示直前、知人に携帯電話のメールで輿石氏への投票を呼びかけていたことが3日、関係者への取材で分かった。山教組をめぐっては、やはり参院選直前に「輿石氏必勝」と記載した機関紙を山教組OB数百人に配布していたことが判明したばかり。政治的中立が求められる教員の選挙活動は、国家公務員法などで禁じられているが、山教組の“無法ぶり”がまた明らかになった。
 公職選挙法は公示前の選挙運動を全面的に禁じており、携帯電話などのメールを使った運動も禁じている。
 総務省によると、選挙運動とは一般に「特定の候補者を当選させる目的を持って有権者に働きかける行為」と定義されており、教員が送ったメールが同法に抵触する恐れもある。
 関係者によると、この教員は、県南の町立中学校に勤務する40代の男性教員。7月11日に投開票された参院選の公示直前の6月中旬、知人の50代の男性会社員に、「選挙のお願いです!」というタイトルの携帯メールを送信し、参院選について、「山梨県教職員組合出身の『輿石東』を宜(よろ)しくお願いします!」と呼びかけていた。
 メールでは輿石氏について、「民主党の参院議員会長なので自民党をはじめ野党の反発や、母体である我々山梨の教員へのいわれなきバッシングも強烈で苦戦しています」と、窮状を吐露。そして「山梨選挙区は輿石東を、比例区は民主党をお願いします!」と明確に投票を依頼していた。
 また山教組はこれまで、教員たちに「個票集め」と呼ばれる有権者名簿の基になる「支持者カード」のノルマを課してきたとされるが、このメールでも「名前だけ貸してくだされば有り難い」と要請していた。
 メールを受け取った男性会社員は「文面からは、私以外にも同じメールを送っていると思う」とした上で、「これまで、こんなメールが送られてくることはなかったので、選挙戦で相当追いつめられていたのだと思う」と話した。
 県教委は、「事実なら政治的中立を疑われる好ましくない行為だが、教員としての地位を利用したものではなく、送信先も不特定多数でないならば法に触れないのではないか」と山教組教員の活動を容認する考えを示している。
 産経新聞 8月4日7時57分


 
山教組投票依頼“人事権”盾に強制「見せしめ怖い」

 山梨県教職員組合(山教組)の「輿石氏必勝」と記載した機関紙による“選挙運動”を産経新聞が報じた際、県教委は「直接的な投票依頼ではない」として問題視しなかったが、今度は「直接的な投票依頼」が発覚した。組合員である現役教員による携帯メールでの投票依頼。問われるべきは、“人事権”を盾に教員たちに選挙運動を半ば強制する山教組の体質と指摘する声が出ている。
「名前だけ貸してくだされば有り難い」
 県南にある町立中学校に勤務する40代の男性教員が知人の男性会社員に送信したメールでは、民主党の輿石東参院議員会長(74)への投票依頼とともに、輿石氏の支持者カードに名前を記載することへの協力も呼びかけていた
 これは「個票集め」と呼ばれる山教組教員の主要な選挙活動の一つとされる。輿石氏の支持者カードに名前を記入してもらい、それを基に有権者名簿を作成。教員が当番制で電話による投票依頼を展開するというものだ。
■厳しいノルマ
 元教員によると、6年前の参院選では、1人当たり80票ものノルマが現役教員らに課せられた。今回も減ったとはいえ20票程度のノルマが与えられたという。
 6年前の参院選では、山教組は輿石氏支援のため、ボーナス時などに教員や教頭、校長から2万~5万円を徴収。山教組などで構成する政治団体が、1千万円余りを政治資金収支報告書に記載しなかったとして、山教組幹部らが略式起訴され、罰金刑を受けた
 こうした選挙のたびに貴重な「金」と「時間」を奪われる選挙活動に対し、不満を持つ教員も少なくないという。輿石氏が6年前の参院選をめぐる事件当時、「政治団体がやったことで、自分とは直接関係ない」と責任逃れに終始したことも「誰のためにやったと思っているのか」と教員たちの怒りを買った。
■「1万円なら」
 しかし、それでも教員たちは山教組幹部から言われるがまま、選挙活動せざるを得ないのだという。その理由について、別の元教員は「山教組による人事上の制裁が怖いからだ」と証言する。「金と個票を出さないと管理職になれないし、管理職になりたくなくても、僻地(へきち)に異動させられるという“見せしめ人事”が行われる」
 山教組の加入率は現在95%超と全国でも突出しており、人事を担当する県教委や市教委幹部も大半が山教組出身者。元教員は「人事権による支配が山教組の強さ。ほかの都道府県で選挙で1万円も徴収するとなったら大騒ぎになるが、山梨では『1万円で見せしめ人事をやられないなら安いもの』と考える」と、その独特の風潮を語っている。
 産経新聞 8月4日1時45分

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 先の参院選で辛勝した輿石民主党参院会長と山梨県教職員組合に「公務員の地位を利用した選挙運動」という公職選挙法違反の疑いが出てきている。

 産経の記事の中に六年前の政治資金規正法違反のことが書かれているが、北海道教組に選挙応援と不正献金を受けていた小林議員はとりあえず議員を辞職しているというのに、この輿石氏と山教祖は以前同じような問題を起こしていながら議員当人は「お咎め無し」のままその地位に座り続け、また今回もこんなことをやっている。いわば違反の常習者である。

 こんな人間が民主党参議院を束ねる地位に着いているのだ。

 さらにいえば、この輿石氏は、

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 輿石氏「小沢氏抜きの民主党も、政権交代もない」

 民主党の輿石東参院議員会長は3日、読売新聞のインタビューに答え、9月の同党代表選について「代表には強いリーダーシップを持つ人がふさわしい。菅首相はその第一人者ではある」と述べた。
 また、「菅首相が続投した場合は、内閣や党役員人事が多少代わるだろう。そのときに挙党態勢を組むことだ」と語った。挙党態勢構築を条件に首相再選を支持する可能性を示唆したものだ。
 菅首相と小沢一郎前幹事長との関係については「もともと(鳩山前首相を加えた)トロイカ体制で来たのだから、そこを互いに分かり合えないといけない」と協調を求めた。さらに「小沢氏抜きの民主党も、政権交代もないと言ってきたが、その考え方は変わらない。小沢氏ほど選挙にたけている人はいない。政権の強さ、弱さ、怖さをすべて知っている」と強調した。
 与党が参院で過半数に達しない「ねじれ国会」の運営については、「法案や課題ごとに(野党と)議論していくべきだ」と語り、政策ごとに与野党が連携する「部分連合」を模索する方針を示した。
 読売新聞 8月4日9時28分

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 こういうことを言っているのである。

 さて、ここで冒頭の「小沢、鳩山の『政治と金』問題はけじめがついている」と言う菅総理と、今まで呆れて取り上げることもなかったが、「総理退任者が影響力を発揮するのはよくない」という自分の言葉を覆し、次の選挙での引退すら曖昧にして裏で動き始めた鳩山前総理、そして姿を隠したままの小沢氏と彼の「力の源」であった参院会長の言葉を合わせて考えてみよう。

 これで「脱小沢で民主党が変わった」と考えられる人がいたら不思議である。


 本日のお化け。

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 自在に動き回るお化け…京都・高台寺特別拝観

偕楽園血圧日記-高台寺のお化け
(写真、読売新聞より。自在に動き回るお化け…京都・高台寺特別拝観)

 豊臣秀吉の妻、北政所(ねね)ゆかりの高台寺(京都市東山区)で1日、夏の夜間特別拝観が始まり、枯山水の庭園「 波心庭 ( はしんてい ) 」がライトアップされた。
 同寺で展示されている「百鬼夜行絵巻」にちなみ、古道具のお化けが自在に動き回る映像を投影。南アフリカの民族音楽がムードを盛り上げ、幻想的な雰囲気に包まれた。周辺では、 灯明会 ( とうみょうえ ) も始まり、約600個のちょうちんが参道を照らした。18日まで。問い合わせは同寺(075・561・9966)。
 読売新聞 2010年8月4日(水)09:11

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 面白そうだなぁ。行って見てみたいものだが、無理な人のために動画レポートしてくれるところはないだろうか?

 で、「南アフリカの民族音楽」って、やっぱりブブゼラ?(笑)