黒旗・民主党 | 偕楽園血圧日記

黒旗・民主党

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 自宅維持費、BBQ代、アダルト映画まで請求! 公費乱用続々 英閣僚に批判

【ロンドン=木村正人】英国で閣僚の公費乱用に批判が強まっている。スミス内相が夫のアダルト映画視聴料やバーベキュー代金まで公費請求していたほか、ブラウン首相やダーリング財務相にも別宅の経費をめぐる疑惑が浮上した。
 問題になっているのは下院議員を兼務する閣僚。英国の下院議員は国会のあるロンドンと選挙区を往復する二重生活を強いられる。このため、生活の中心となる「本宅」以外の「別宅」を維持する費用を公費として請求できる。
 英紙によると、同内相は週平均3日しか滞在しないロンドンの姉妹宅を本宅、家族が暮らす選挙区の自宅を別宅として登録。別宅維持費として約6年間で11万6000ポンド(約1700万円)を公費請求した。この中に、年4万ポンド(約590万円)を支給している私設秘書の夫が視聴したアダルト映画2本の代金10ポンド(約1480円)▽液晶テレビ369・99ポンド(約5万4600円)▽バーベキュー代39・99ポンド(約5900円)▽浴槽の栓代80ペンス(約118円)-も含まれていた。
 首相公邸で暮らすブラウン首相も別宅維持費として1万7000ポンド(約250万円)を請求。同じく公邸に住むダーリング財務相もロンドンの自宅を貸し出す一方、選挙区で別宅維持費を請求していた。他閣僚にも同様の疑惑が浮上し、市民団体は英紙フィナンシャル・タイムズに「魚は頭から腐るというが、あきれてモノが言えない」と話している。
 産経新聞 2009年4月16日(木)08:05

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 いやはやイギリスの「政治とカネ」の内容は酷いものだなぁ(失笑)。

 日本でも権力争いの道具として政治家の「事務所費」が取り上げられて騒がれたが、攻撃の主眼は「付け替え」とか「領収書の有無」になってしまったためにその「使われた内容」はゴシップ紙の管轄するところとなり、結局は「何とか還元水」ばかりが象徴的に扱われてそこで終ってしまった。
 が、当時書いたように、「政治家が細かい使途を明らかにしたがらない金の内容は地元対応に当てられている可能性が高い。
 都会に住んでいると実感しないが、「一票の価値」が高く、かつ「村社会意識」が強い地方を基盤とする政治家の「有権者への気配り」はかなりのものがある。有権者の方もそれを利用して自分の欲望を満たそうとする。就職相談から斡旋、観光案内までやらなければ「じゃあ相手候補に」といわれてしまうのだ。地元担当の秘書の仕事など、この「有権者のご機嫌取り」がほとんどである。
 この構図の中で小沢代表の公設第一秘書が逮捕された献金関係は生まれたのだし、今問題になっている牧民主党議員と障害者郵便不正利用の白山会の関係も生まれたといっていい。「地方の有力者」が大きな顔をしているのも、こういうところが野放しになっているからである。

「事務所費領収書公開一円から」になったので、マスコミが「足を引っ張りたい政治家」に対してハイエナのように群がって追及をする場面がこの先出てくることもあるだろうが、「政治とカネ」問題の半分以上は有権者の方に責任があることを知っておかないと、ただ「永遠に続くもぐら叩きゲーム」にはまるだけになってしまうだろう。


 その「カネ」のことで有権者から厳しい視線を向けられている民主党の小沢代表だが、

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 <小沢民主党代表>国会対応「言うことは言う」

 民主党の小沢一郎代表は15日夜、輿石東参院議員会長や石井一副代表、西岡武夫参院議院運営委員長ら参院のベテラン議員と東京都内で会食し、09年度補正予算案を含めた国会対応について「今まで口出ししないようにしていたが、重要な局面だから私なりに言うことは言う」と述べ、主導権を発揮する考えを示した。
 西松建設の違法献金事件に関しては「政権交代への強い抵抗であり、私的な問題ではない」との認識を示し、「なりふり構わず波風が押し寄せてくるのは覚悟の上だ」と述べた。【渡辺創】
 毎日新聞 4月15日22時30分

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政権交代への強い抵抗であり、私的な問題ではない」か(ため息)。どうやら彼は「政権交代教」の教組になってしまい、自分は殉教者であるかのような錯覚を起こしているらしい。
 オウム真理教と同じく、こうなっては周りが何と諭してもますます「自分が正しい」という意識に縋りつくだけ。

 ましてや、

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 「小沢氏に会いに来るのはゴマスリばかり」民主・渡部氏

「本当のことを言ってくれる者はあまり来ない。いま来るのはゴマスリばかり。雑音がいっぱい入っているんじゃないか」。民主党の渡部恒三最高顧問は16日、BS朝日の番組で、小沢代表の続投支持派が小沢氏と面会を重ねていることに懸念をにじませた。
 渡部氏は「(小沢氏は秘書が起訴された3月)24日に辞めると思っていた」としたうえで、「遊説で歩くと、この1カ月、少しずつ民主党への期待感が薄れている感じがする」と指摘。「衆院選で過半数をとって政権交代しないといけない。後世の人から『あの時小沢さんは立派な判断をした』と言ってもらえる判断をしてくれると信じている」と述べ、小沢氏の自発的な辞任に期待感を示した。(蔭西晴子)
 朝日新聞 2009年4月17日(金)00:51

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 身内からもこんな事を言われてしまうほど「イエスマン体制」を固めてしまったのならばもうどうしようもない。もはや有権者としては見捨てるしか選択肢はない


 さて、そんな代表に率いられる政党の方だが、

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 民主、補正で修正案提出せず「審議で追及」

 民主党は16日、国会内で、菅直人代表代行、直嶋正行政調会長、衆参予算委員会理事らによる合同会議を開き、政府の平成21年度補正予算案に対する修正案を、今国会に提出しない方針を決めた。国会審議を通し補正予算案を批判し、民主党の経済対策をアピールする構えだ。
 直嶋氏は会合後、記者団に対し、修正案を提出しない理由について、「修正案をつくると、修正要求をしていない部分には賛成せざるを得ない」と述べ、審議で政府側を追及する方が得策との認識を示した。
 民主党では、菅氏が政府の補正予算案に対し、修正案を提出する考えを示していた。
 産経新聞 4月16日20時6分

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 また逃げたな(怒)

修正案をつくると、修正要求をしていない部分には賛成せざるを得ない」って、自分たちで屁理屈をいって自分たちの行動を縛るなんてただの馬鹿か? それとも、「すべて反対したい。何が何でも政府案は認めない。だけど何で反対なのか理由はない。理由があるとすればそれが政府案だからだ」という本音を白状してしまったのか?(冷笑)

 民主党は以前から「自分たちは今までの政府方とは違う予算編成方式を実践する」といい続けている。予算編成権は内閣にしかないのでその「違う予算」を国会で論議する事はできないが、ならば政府が出してくる予算に修正を求めるのは、その「新しい仕組み」をアピールする絶好の機会であろう。
 その機会を自ら捨てて、ただ相手に難癖をつけていく今までの方針を続けていこうとするその姿勢には、口にする「改革」の意思がまったく感じられない。しょせんは「野党病が病膏肓に至った古い政治屋」の寄り集まりであることを、自分たちの行動で公表しているのだ。


 平沼議員が面白いことを言っている。

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 平沼赳夫氏が酷評「自民党は終わった」

 無所属の平沼赳夫元経済産業相は16日の民放CS番組で、自民党について「後継者たるべき人材が育っておらず、賞味期限が切れた。責任政党なら憲法や教育、安全と平和をどうするか問いかけるべきだ。(それをせずに)15兆円の補正予算を組み人気が回復したら総選挙というのでは、自民党の歴史的使命は終わった」と酷評した。
 また、次期衆院選には保守系無所属「平沼グループ」で臨むことを強調し、「自民、民主両党とも過半数を取れない可能性が高くなった。平沼グループが第3極になって救国的な連立政権を目指す」と述べた。
 産経新聞 4月16日19時14分

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自民党は終った」というか終らせなくてはならない。
 地方の衰退を救うのは道州制ではなく、「顔役」が何事にも首を突っ込んでくる古い構造を無くすことであり、それを切るためには古い体質が残っている自民党は解体しなければならない。
 が、そのためには、自民党に反対する票をただ「野党第一党」という看板だけで集めてしまう第二自民党である民主党の存在が邪魔なのである。しかもこちらは「日本破壊思想」を持った社会党がくっついてくるのだからなおさらたちが悪い。(自公政権を批判する人間もいるが、民主党は「自公合体」して一体化したようなものである。片方は「池田教」に支配され、もう一方は「マルクス史観」と「中国」に支配されている)
 今の民主党には存在価値がないのだ。

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 職員処分を3年近く放置、社保庁 内部調査も2年以上

 平成18年6月に発覚した奈良社会保険事務局での不正処理について、社会保険庁が3年近くたった現在も関与職員を処分していないことが16日、分かった。社保庁は「職員の証言が食い違い、まだ調査を続けている」と釈明しているが、事実上、処分を放置している状態だ。さらに、この不正処理に関する全国調査も、19年1月の調査開始から2年以上経過しているのに類似事案が約4万4000件あったことまでしか解明しておらず、「職員の処分につながるので、調査を意図的に遅らせているのでは」との指摘も出ている。
 同日の衆院厚生労働委員会で、民主党の長妻昭氏の質問に、舛添要一厚労相が明らかにした。
 奈良社保事務局の不正処理では、17年3月に、元職員の妻の国民年金保険料の未納分について、国民年金法で認められた過去2年分を超える後払いを認め、未納記録を抹消していた。18年6月の衆院厚労委で長妻氏が指摘したことで発覚し、社保庁の村瀬清司長官(当時)は関与職員の懲戒処分について「当然出ると約束する」と明言。村瀬氏は同様事案に関する全国調査も約束していた。
 全国調査については、社保庁が19年1月に各都道府県の社保事務局あてに調査依頼を出し、2カ月後の3月が報告書の提出期限だった。だが、いまだに調査結果はまとまっておらず、同日の厚労委で舛添氏が、16年4月~18年5月の間、過去2年分を超え保険料が納められたケースが4万4000件あったことを明らかにしたのみ。この中には時効を中断して納付され>た正常処理分も含まれており、不正処理の件数は明らかにされていない。
 これらの処分や調査の遅れについて社保庁は「1件1件関係書類にあたって調査しているので、時間がかかっている」と説明している。
 産経新聞 4月15日22時28分

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 またもや長妻議員が「政府何やってる!」とパフォーマンスをやっているようだが、ここで問題を起こしている社保庁の職員は民主党支持の自治労として組織されている。民主党はその組織の幹部を参議院比例第一位にしているのだから、「政府何やってる!」の前に「労組何とかしよう!」という方向に議論を持って行き、「議員が選んだ人間によって構成される内閣が監督して彼らに強い権力を行使できるような体制が作れるような法律」を制定することをしたらどうなのだろうか?

 やることもやらずにただ文句を言うだけならば、「赤旗の共産党」の方が筋を通すので「まだまし」なのだ。


 おまけ。

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 ヤンキースタジアム「退場」の男性、市民権侵害と提訴

[ニューヨーク 15日 ロイター] ニューヨークのヤンキー・スタジアムで大リーグ観戦していた男性が15日、愛国歌「ゴッド・ブレス・アメリカ」の演奏中に席を離れようとしたところ、警官に制止されたのは市民権の侵害に当たるとして、マンハッタンの連邦地裁に訴えを起こした。
 訴状などによると、男性は昨年8月26日のレッドソックス戦で、歌の演奏中にトイレに向かおうとしたところ、ニューヨーク市警の警官に座席エリアから出ないように指示された。男性が歌には関心がないと話したところ、腕をつかまれて球場外へ連れ出されたという。
 この男性は、市民人権団体を通じ「愛国的な行動を強制することは、米国の建国の精神である自由の価値をおとしめることにつながる」とコメント。
 一方、ニューヨーク市警は男性の訴えについて、「男性が座席の上に立って悪態をつくなどし、酒の臭いもしたため、周囲の迷惑を考慮して球場外に連れ出した」などと、電子メールで答えた。
 ゴッド・ブレス・アメリカは、米同時多発攻撃後に大リーグの試合で演奏されるようになった愛国歌。ヤンキースタジアムでは、7回裏が始まる前に毎試合流されている。
 ロイター 4月16日15時36分

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 日本では「国歌」に対して唾を吐くような行為をする人間がいて、それを正当化する活動を繰り広げる教師までいるが、世界的にはそういう人間はこんな扱いを受けるのが常識であろう。(まあ、本当に「トイレに行くのも許さん」とやったのなら行き過ぎだが)

 日教組が進める「反愛国心教育」は、その独善性において、

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 建国60年を前に、中国が愛国教育を強化

【北京=坂尻顕吾】中国共産党系の機関紙は15日、いっせいに愛国主義を鼓舞する報道を始めた。今年10月に建国60年を迎えるにあたり、当局は全国で愛国主義教育を強める方針。改革開放による経済発展や国民生活の向上を訴え、共産党への求心力を高める狙いがうかがえる。
 20年前の「4月15日」は胡耀邦元総書記の死去した日。胡氏に対する学生らの追悼集会が6月4日の天安門事件につながったこともあり、当局がこの時期に愛国主義キャンペーンを始めるのには、依然くすぶる民主化要求を抑え込む思惑もありそうだ。
 人民日報はこの日、「愛国主義で時代の輝きを奮い起こせ」と題した社説を掲載。即日キャンペーンを始めると宣言した上で、「共産党がなければ新中国はなく、祖国の繁栄や富強はあり得なかった。社会主義こそが中国を救い、改革開放こそが中国を発展させる」と訴えた。
 新華社通信によると、思想宣伝部門を担当する党中央宣伝部は14日に全国の担当者とテレビ電話会議を開催。この席であらゆる機会を使って宣伝に努めることを決めた。
 asahi.com 2009年4月16日1時2分

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 この中国の「愛国教育」と同じなのだ。


 本日の花。

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 <掘り出しニュース>“幻の花”ゲッツィアーナが開花

偕楽園血圧日記-幻?の花
(写真、毎日新聞より。「幻の花」と呼ばれるセントポーリア「ゲッツィアーナ」=加西市の県立フラワーセンターで)

【兵庫】加西市豊倉町飯森の県立フラワーセンターで、「幻の花」と呼ばれるセントポーリア「ゲッツィアーナ」が開花し、観光客らの注目を集めている。
 センターによると、ゲッツィアーナはアフリカ中部・タンザニアの標高1300~2000メートルの高山地帯に自生する。栽培するには昼夜の温度差が約15度もある現地の環境を再現する必要があり、手間がかかるため、国内で他に栽培している施設はないという。
 開花は今年で4年連続。大温室内の一角に2鉢が展示され、白と紫のかれんな花を咲かせている。
 珍しい花を写真に残そうと、カメラのシャッターを切る観光客も多い。加古川市野口町古大内の無職、藤中修さん(67)は「派手さはないが、ほっとした気持ちにさせる花ですね」と話していた。
 花が楽しめるのは5月上旬ごろまで。問い合わせ先はフラワーセンター(0790・47・1182)。【大久保昂】
 毎日新聞 4月15日21時29分

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「幻の花」というから「百年に一度しか咲かない」というような花なのかと思ったら、「日本の環境では普通咲かない」というだけのものか。それは普通「珍しい」と表現するのではないだろうか?(苦笑)

 珍しいといえば、

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 ミッキーがいっぱい? 茨城

偕楽園血圧日記-ミッキー花
(写真、産経新聞より。ミッキーマウスそっくりの「ミッキーマウスノキ」が見ごろを迎えている=茨城県那珂市戸の県植物園熱帯植物館)

 茨城県那珂市戸の県植物園の熱帯植物館で、「ミッキーマウスノキ」が見ごろを迎えている。今月いっぱいまで楽しめる。
 南アフリカ原産の常緑の低木。約3メートルの木に小さな黄色い花をつけ、花が落ちると赤いがく片が大きく反り返り、中に豆粒大の緑の実を5個ほど付ける。実は黒く熟しながら落ちていき、3個になった様子がちょうどミッキーマウスの顔に見える。
 同園では約10年前から栽培。子供にも見やすいように年2回、剪定(せんてい)して低位置に実がなるようにしている。赤いがく片がミッキーのズボンのようにも見え、子供たちにも人気。同園では「県内でも珍しい木。今ならちょうど、ミッキーになっていく変化も楽しめます」とPRしている。
 産経新聞 4月14日23時30分

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 あーっ、「世界一厳しい版権料金取立て屋」が(笑)。