良識がある(爆笑) | 偕楽園血圧日記

良識がある(爆笑)

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 于山島の峰は独島である証拠、独島総合研究所長

【ソウル23日聯合ニュース】世宗大学独島総合研究所の保坂祐二所長は23日、「海東輿地図」「海左全図」の于山島に山の峰が描かれているという事実は、独島が韓国の領土であることを示す明白な証拠だと主張した。
 独島領有権に関連し、韓国は古地図に見られる于山島は独島だと主張し、日本側は于山島が鬱陵島から東に2キロメートルほどの位置にある竹嶼(ちくしょ)だと強調してきた。
 保坂所長は聯合ニュースの電話取材に対し「日本は韓国の古地図に記された于山島は竹嶼だと主張してきたが、竹嶼は平地の島であり、山は存在しない」と説明。峰が描かれた于山島は、明らかに現在の独島を指すものだと主張した。
 また保坂所長は、鬱陵島のすぐ横に于山島を描いたことから、韓国が独島周辺に対する領海意識まで持っていたことがうかがえると述べた。保坂所長はこうした内容を来月発刊する書籍「独島1」で本格的に扱う予定だ。
 YONHAP NEWS 2月23日14時10分

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 日本の「竹島の日」に合わせてまた韓国紙が「日系韓国人」を引っ張り出して騒いでいるが、いやはや、「竹嶼は平らなのに絵図に峰があるのはこれが竹島は独島である証拠」といいながら、一方では「鬱陵島のすぐ横に于山島を描いたことから、韓国が独島周辺に対する領海意識まで持っていたことがうかがえる」とする感覚は、もう「日系」を取っていいほど韓国的斜め上である(爆笑)

 保坂(韓国語では何と読むのだ?)教授は「峰」だけを問題にして距離についてはまったく無視しているが、中央日報氏にそえられたその「地図」とやらと、グーグル先生が見せてくれる「上空からの写真」を比べてみると……、

偕楽園血圧日記-海東輿地図
 図、中央日報より。「海東輿地図」

偕楽園血圧日記-竹嶼
 写真、グーグルマップより。ウルルン島(左)と竹嶼

 笑わない人はいないだろう(爆笑)。(保坂教授は竹島が「二つの島」からなっていることもご存じないようだ(爆笑))


 竹島について、韓国ではこのように国を上げてのキャンペーンが行なわれる。それは日本の中での活動にも及び、

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 「竹島の日」今年も政府関係者の出席ゼロ

 わが国固有の領土にもかかわらず韓国が不法占拠を続けている竹島(韓国名・独島)。島根県が制定した「竹島の日」の22日、松江市で記念式典が開かれ、520人が参加した。しかし、県が毎年求めている政府関係者の出席は今年もゼロ。式典会場から約1・5キロ離れた別の会場では韓国側の主張を支持する日本人研究者の著書出版記念集会に約700人が集まった。今年で4回目となる「竹島の日」だが、関係者は「形式的な式典はやめ、国に意見をぶつける場にしなければ」と危機感を募らせている。
 県民会館で行われた記念式典では「日本の領土を守るため行動する議員連盟」会長の山谷えり子参院議員が「領土問題と国政の現状」と題して講演。山谷氏は昨年訪問した対馬について「自衛隊の基地の隣などを韓国資本が買い占めており法整備が必要」と訴え、「国として一番守るべきは命、領土、領海。『竹島の日』を政府制定にし、来年までに新たな一歩を実現しよう」と呼びかけた。
 しかし、式典に出席した国会議員は、島根を地盤とする国民新党の亀井久興幹事長、亀井亜紀子参院議員の2人だけ。国会議員による講演も今年の山谷氏が初めてだった。
 一方、同じ松江市内の「くにびきメッセ」では、竹島が日本領であることを否定する著書『竹島=独島問題入門』の出版記念講演会が開かれた。著者の内藤正中(せいちゅう)・島根大名誉教授は欠席し、講演会を主催した財団法人理事長との対談がビデオで流された。
 対談では竹島の領有権について直接的な言及を避けたが、1950年代に韓国が「李承晩ライン」を設定して竹島の領有権を主張、日本の漁船を拿捕(だほ)した事件について「竹島には直接関係ない」と話すなど事実と異なる内容もあった。
 韓国側の主張を支持する日本人学者は韓国で“知韓派”と呼ばれ、竹島問題が浮上する度に韓国メディアに「良識ある日本人」として取り上げられている日本国内でも今回のように知韓派の主張を後押しするような集会が目立つ。昨年7月、中学校の新学習指導要領解説書に初めて「竹島」を明記することが決まった際、朝日新聞に「竹島問題 教育の場に押しつけるな」との寄稿を寄せた東京学芸大教授が「勇気ある大学教授」と韓国メディアに取り上げられ、ソウル大教授就任が決まった例もある。
 山谷氏の後に講演した県の「Web竹島問題研究所」所長、下條正男拓殖大教授は、3人の国会議員がすでに会場を後にしたことを確認すると「国も国会議員も助けてはくれない」と批判。「式典をやっても韓国は動かない。来年からは、みなさんの思いを国会議員にぶつける会をやった方がいい」と呼びかけた。
 産経新聞 2月22日23時20分

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 日本政府や日本人の関心が盛り上がらない一方で、それ以上の人数を動員して声を張り上げさせる。
 日本人はその地勢から国土保全についてあまり意識しない人が多いが、このような「外国勢力に加味する人間の集団」が国内に多数巣食っている事をもっと知るべきだ。

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 <民団>鄭進団長を再選 「地方参政権獲得に取り組む」

 在日本大韓民国民団(民団)は23日、東京都内で第51回定期中央大会を開き、鄭進(チョン・ジン)団長(71)の再選を決めた。鄭団長は記者会見で「(日本国内での)地方参政権獲得などに取り組みたい」と抱負を語った。また、団長以外の3機関長のうち、議長に黄迎満(ファン・ヨンマン)氏(69)、監察委員長に金昌植(キム・チャンシク)氏(71)がそ>れぞれ選出された。
 毎日新聞 2月23日20時6分

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 韓国人の組織はこんなことをいっているが、これが通ればどれほどこの「良識ある日本人」たちが図に乗り、力を得て動き回ることだろうか。「外国人参政権付与」を党の憲法と言い切る民主党が政権を握り、参議院まで支配されることの危険性はこんなところにもあるのだ。(昨日も書いたように、自民党を「下野」させる事はまた、自民党の中の「左巻き勢力」に発言権を与え、自民党の「民主党化」を招くことにもなる)

 韓国人のいう「良心的な日本人」として生きたいと思う人はどれぐらいいる?


 おまけ。

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 企画財政部次官補「韓日通貨スワップ延長を期待」

【プーケット23日聯合ニュース】企画財政部の申斉潤(シン・ジェユン)国際業務管理官(次官補)が23日、4月満期予定の韓日通貨スワップ協定の延長に期待を示した。東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓日中)財務相会議の開催地のタイ・プーケットで、聯合ニュース記者に明らかにした。
 申次官補は「韓日通貨スワップは特別なことがなければ自動的に延長されるものと期待している。もちろんこの問題は日本の金融当局が決定する事案だが、良い方向に決まるものと信じている」と述べた。また、ASEANプラス3財務相会議のような国際舞台で韓国の立場は非常にしっかりとしており、国内の外国為替問題は心理的な面が大きいと指摘した。
 政府は先ごろ、4月30日で満了予定の韓米通貨スワップ協定の契約期間を10月まで延長している。韓日通貨スワップ協定も延長されれば、外国為替市場の安定に大きく役立つものとみられる。韓米通貨スワップ協定は300億ドル、韓日通貨スワップ協定は200億ドルで、このほか昨年12月には中国とも、3年期限で1800億元(38兆ウォン)の通貨スワップ協定を締結している。
 また、今回の財務相会議では、域内で外貨を融通し合う協定「チェンマイ・イニシアチブ(CMI)」の資金枠も従来の800億ドルから1200億ドルに拡大することが決まり、心理的な安定の支えになると見込まれる。
 YONHAP NEWS 2月23日9時57分

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 先日の「ソマリアに軍艦出すから燃料分けてくれ」に続いて今度は「借金できる期間を延ばして、いつでも借りられるように用意してくれ」である。いや、「してくれ」どころではない。「して当然」といわんばかりの態度である。
 もう何度書いただろう、「何と図図しいのであろうか!」。

 民主党は「国家意識的に比較的まとも」といわれる野田佳彦氏ですら自分のサイトで「(麻生総理のIMFを指して)国際機関への資金拠出よりも、本当に困っている個別国を直接支援するほうが日本の存在感を高めることになり、生きたお金の使い方になるのではないでしょうかhttp://www.nodayoshi.gr.jp/kawara/backnum/2008/2008_1207.html (「野田よしひこホームページ、かわら版」より) と書いてしまうような政党である。「日本人に配る二兆円」を「ムダ遣い」といいながら、「外国に金をやる事は大切」という政党は、きっと「良識ある日本人」と評価されるのだろう(冷笑)。


 ところで、「困っている途上国」にも金が回るようにとした「麻生のIMF拠出」は、

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 IMF拠出で署名=過去最大の1000億ドル-中川財務相

【ローマ13日時事】中川昭一財務・金融相と国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は13日、日本政府がIMFに最大1000億ドル(約9兆円)を拠出する取り決めに正式に署名した。IMFの資金基盤を強化し、金融危機を受けた加盟国への資金提供などを後押しする。
 日本政府は昨年11月の主要20カ国・地域(G20)金融サミット(首脳会合)で、麻生太郎首相が提案の目玉として表明していた。 
 加盟国支援が必要になった場合、要請を受けた日本が約100兆円の外貨準備からIMFに貸し付ける形で拠出する。加盟国による資金提供としては過去最大で、ストロスカーン専務理事は「人類の歴史上、最大の貢献だ」と謝意を表明。財務相は「有効活用を期待したい」と述べた。(了)
 時事通信 2009/02/14-10:03

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 世界から「人類の歴史上、最大の貢献」と称賛されている。
「世界からの評価」と「韓国からの評価」とでは、どちらが重いであろうか。(ちなみに、時事通信はいつの間にかこの「人類の歴史上、最大の貢献」というところを配信ニュースから削ってしまっている。何を考えているのだろうか(冷笑))


 追記。

 上記の時事通信の記事は誤訳であるとお教えいただいたので、IMFのプレスリリースでストロスカーン理事の言葉を確かめてみると、

この度の取極は、IMFの加盟国一国による補完的な資金提供としては過去最大であり、日本のリーダーシップと、世界経済ならびに国際金融が直面している問題の解決に向けた多国間協調主義的アプローチに対する、日本の継続的なコミットメントを明確に示すものである。他の国々に対しても日本に続き、我々の努力に対する支援を期待したい
http://www.imf.org/external/japanese/np/sec/pr/2009/pr0932j.pdf(IMF、日本との1,000億ドル融資取極に署名) より

 となっている。
「誤訳」というよりは「超意訳」といった方が近い(いつも麻生総理の言葉を「超意訳」している癖が出たのだろうか)。
世界から評価」されているというところで本論の主旨に影響はない。が、時事通信に「何を考えているのだろうか(冷笑)」と書いたところは訂正し、時事に謝罪したい。


 と、いうところで本日の笑い話。

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 「トウガラシ日本伝来説」に異論
 韓国食品研、日本伝来説を覆す研究結果を発表

 韓国料理の「辛味」を象徴するトウガラシについて、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)以前から韓国で食されていた、という研究結果が発表された。
 これは、トウガラシが壬辰倭乱の際に日本から持ち込まれたという歴史学界の通説を覆すものだ。これまで食品業界は、「三国時代以前から韓国ではキムチを漬けて食べてきたのに、材料のトウガラシが壬辰倭乱のときに入ってきたという学説は理にかなわない」と疑問を提起していた。
 韓国食品研究院の権大泳(クォン・デヨン)博士と韓国学中央研究院のチョン・ギョンラン責任研究員は18日、壬辰倭乱以前に既にトウガラシを食べ、コチュジャン(唐辛子みそ)を漬けていたという古い資料を多数発見したと発表した。権博士のチームは「壬辰倭乱より105年前の1487年に発刊された『救急簡易方』には、体の具合が悪いとき“トウガラシ(椒)を煮て食べよ”という記述があり、1527年の『訓蒙字会』でも“椒”を“トウガラシ”と明記している」と発表した。また1433年の『郷薬集成方』や1460年の『食療纂要』では、コチュジャンを「椒醤」と表現していた。
 トウガラシ日本伝来説の内容は、イタリアの探検家コロンブスが「aji」と呼ばれるトウガラシを中央アメリカからヨーロッパに持ち込んだ後、日本を経由して韓国・中国・インドに伝わったというものだ。
 権博士のチームは「唐の文献にコチュジャンに関する記録がある上、日本の文献にはトウガラシが韓国から伝来したと記されている」と語った。
 ぺ・ソンギュ記者
 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2009/02/19 11:40:36

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 漢字が分からないと、ここまで歴史をいじくって喜べるようになるんだなぁ。幸せな人だ(冷笑)。

 韓国がいかに「ウリナラ起源」を主張しようとも、唐辛子の原産地は中南米である。それが世界に広まったのはヨーロッパ人が「旧世界」に持ち帰ってからのこと。ポルトガル人がインドシナから南回りでやってきたのだから、朝鮮半島より南に位置する日本に先に入ってきたというだけのことで、別に「前後論争」する価値もないことである。ポルトガル人が先に朝鮮半島に到着してそこに交易の価値をみていたら、先に朝鮮に伝わったことだろう。

 ちなみに「唐辛子」という名前がついてはいるものの、中国にこれが伝わったのは明朝末期である。
 さて、「唐」の滅亡は何年だっただろうか? 唐の文献に「椒醤」というような表現があるというのならば、それは「唐辛子味噌(ちなみに、この味噌の『噌』の本字も、中国にはない日本の国字である)」ではないということが逆に明白になるのだが、漢字が分からないから「日本語の表記」が意味することも分からず、「コチュジャンを『椒醤』と表現していた」と書いて恥をかいていることも分からない(失笑)。
 
 朝鮮の文献「芝峰縲絏」にははっきりと「倭国から来た南蛮椒」という表現があるという。「三国時代以前のキムチ」がすいキムチであるという文献もあると聞くが、いつもの「都合の悪い事は見えない聞こえない」が発動しているのだろうなぁ。