「タウンミーティング? それ食えるのか?」「食いものにした人はいるみたいだぞ(苦笑)」 | 偕楽園血圧日記

「タウンミーティング? それ食えるのか?」「食いものにした人はいるみたいだぞ(苦笑)」

 コールドブートも問題なし。ホットブートではオミットされていたハードチェックも引っかかるものはなしということか。
 Windows起動失敗の原因は分からずじまいということになる。このパソコンも私の心臓と同じような状態になっているようだな(ため息)。


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 国が動員71回、発言依頼105回=調査委が報告書-タウンミーティング

 政府のタウンミーティング(TM)調査委員会(委員長・林芳正内閣府副大臣)は13日、小泉内閣で行われた174回のTMに関する報告書を塩崎恭久官房長官に提出した。報告書では(1)政府側が事前に内容を示して発言依頼する「やらせ質問」は教育改革、司法制度改革などに関する15回(2)内容を示さない発言依頼は105回(3)このうち司会者に紹介されて発言したケースは81回、紹介がなく一般参加者に紛れて発言したのが29回(5回は重複)(4)国から公務員らが動員されたのは71回-などとしている。
 政府はこれを受け、小泉内閣で官房長官を務めた安倍晋三首相を含め関係者を処分し、世耕弘成首相補佐官を中心にTM再開への準備に入る。
 時事通信 12月13日15時1分


 安倍首相、給与3カ月分を返納=TM「やらせ質問」で引責

 安倍晋三首相は13日夜、首相官邸で記者団の質問に答え、タウンミーティングの「やらせ質問」問題の責任を取って首相給与の3カ月分を国庫に返納すると表明した。首相は「けじめを付けなければいけない。直接かかわった方の処分、わたし自身も当時の官房長官として、首相として、俸給3カ月を国庫に返納したい」と述べた。
 時事通信 12月13日21時0分


 安倍首相「うみ出し、ゼロから出発」=TM

 安倍晋三首相は13日の衆院教育基本法特別委員会で、タウンミーティング(TM)調査委員会が報告書をまとめたことについて「出すべきうみは出しながら、TMは双方向の大切な対話の場という趣旨にのっとって、ゼロからスタートさせたい」と述べ、TMのあり方を見直す考えを重ねて示した。保坂展人氏(社民党)への答弁。
 時事通信 12月13日15時1分

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 昨日のNHKのニュースは、「タウンミーティングが問題」「なんと政府はひどいのだろう」というイメージをばら撒くことにすばらしいほど力を入れていた。テレビという影響の大きなメディアで「問題」と騒がれると、冷静に解析をする暇もなく「問題」だという意識が刷り込まれてしまう人も多くいることだろう。こんなことをマスコミがやっているのだから、安倍内閣の支持率が「落ちた」という調査が出されてもまったく不思議はない
 こういうやり方を見ていると、政府が「国民投票」に関してメディア規制を盛り込みたがる気持ちも分かるというものだ。

 さて、前述のように、このタウンミーティング問題は冷静に解析すると大きく二つの問題に分けて考えられるだろう。
 一つは、巨額な経費の問題。
 一つは、いわゆる「動員」と「やらせ質問」問題。それに絡んで、タウンミーティングという「公聴会もどき」の意味。

 一つ目の経費についてはもういうこともないだろう。役人のやることは放っておくとこうなるという見本である。これは内閣の責任を責めるよりは、内閣を突付いてもっと行政改革に邁進させるよう仕向けるべきである(もっとも、そうすると野党と仲のいい官公労や自治労が困るので、彼らは論点を反らしているのであろうが)。
 この「経費」については「常識的に、『エレベータ係の日当15000円』とか『東京からタクシー』などあるわけがない。もちろん『水増し請求』に決まっている。狙いは裏金作りに違いない」という意見をネットで見たが、慧眼であろう。「安倍潰し」のための論点ずらしは、本当の「悪いこと」を隠してしまう可能性がある。これが偏向マスコミのもたらす害悪なのだ。

 二つ目の「動員」と「やらせ」。これで野党などはまさに鬼の首を獲ったかのごとく騒いでいる。
 昨日のNHKニュース9の中では「抽選外し」まであったといって「問題はさらに深い」と述べていたが、その関係者のインタビューで、「他の集会でプラカードを掲げたり大声を上げたりして司会進行を妨げる示威行為を繰り広げた人なのです」と外された人について語っていたところを聞くと、問題は野党やマスコミが広げたい方向とは別方向にあることが分かるであろう。
他の集会でプラカードを掲げたり大声を上げたりして司会進行を妨げる示威行為を繰り広げる人間」とは、まあ普通に考えると「彼ら」なのだが(爆笑)、一応「背景不詳」ということにしておこう(笑)。
 そういう団体が「動員」をかけて人を送り込み、特定の「意見」ばかりを声高に叫ぼうとするから、政府も動員をかけて意見をいわせようとするのだ。「やらせ」で発言されたという内容はそういう左巻き(あっ、書いちゃった(笑))の考えに対するカウンターウエイトとしてあるべきもので、無い方がかえって不自然である。

 以前にも書いたように、普通に生活をしている一般人で、「タウンミーティングがあります」という案内を見て「行ってみよう」と考えた人間がどれだけいることであろう? NHKでは姑息にも「こんなことやっていたなんてねぇ」という街頭インタビューを流して、いかにも「やらせのタウンミーティングで教育基本法改正の世論が作られた」かのごとくに報道していたが、はたして「タウンミーティングでこんな意見が出ているんだ」と知って自分の意見に取り入れた人など、どれほどいるのだろうそもそも、「タウンミーティング」があることにどれほどの人が注意を払っていたというのだろうか? 「タウンミーティングで空気を作って」? 馬鹿なこと言ってるんじゃないよ。マスコミが騒ぎ出すまで「タウンミーティング」なんて一般人の意識の中には存在すらしていないさ(苦笑)

「タウンミーティング」の問題は、そもそもこんな「政府と左巻きのやらせ合戦でしかない、やってますよ的アリバイ作り」を多額の経費で開くことである。その程度のものだから、そこでどんなことがあったかなど国政を進める上で大した意味はない。元々政府も国民も「重き」を置いていないのだから、「行為」を問題にして行政改革に努めこそすれ、「内容」で政府の足を引っ張るようなものではない。
 マスコミと野党はわざとこれらの問題をごちゃ混ぜにして分かりにくくし、ただ「安倍内閣は悪い」というイメージ戦略に使ってきているわけだから、懸命な有権者は騙されてはならないのだ。
 さらにこれをもって「教育基本法改革など誰も望んでいない」などという「大嘘」を紛れ込ますやつらなど、「悪はお前らだ!」といって蹴飛ばしてやらなければならない。「顔を洗って出直してこい」などと言っていた福島党首、あなたこそもう一度「中学から議会制民主主義国家の議員の地位」について勉強して出直してきなさい!


 野党がどれほど下卑た精神を持っているかは、

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 <給与返納>野党指摘にムッ、安倍首相「失礼ではないか」

 タウンミーティングの「やらせ質問」問題の責任を取り、首相給与3カ月分の返納を決めた安倍首相が14日の参院教育基本法特別委で、「お金で済ます問題ではない」との野党議員の指摘に「失礼ではないか」と気色ばむ一幕があった。首相は「(公務員のけじめのつけ方は)減給などの処分方法が決まっている」と反論した。
 毎日新聞 12月14日13時28分

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 この報道でも分かるだろう。
「安倍総理は官房長官だった」が、もう官房長官ではないので「官房長官を辞任」という責任の取り方はできない(苦笑)。ならば給与返上は次善の策として当然であろう。
 まあ、野党としては「総理を辞任」させたいのだろうが、「責任」というのならば、同時期に文科相であった小坂氏や小泉前総理の責任も問うべきである。彼らは、「終わった人は関係ない」とでもいうのだろうか。何とも「分かりやすい」戦術である(冷笑)

 そういえば野党は現文科相である伊吹氏も不信任にしたいようだ。小学校での英語教育に反対するなど「日本人としての基礎教育」を大事に考える伊吹氏は邪魔なのだろう。
 政策を混乱させる発言といえば久間防衛庁長官の方が多いのだが、こちらは九対一ぐらいで「アメリカに不利になること」とを言ってせいか「辞任せよ」の合唱は起こらない(苦笑)。本当に彼らの背後関係は分かりやすい(失笑)。


 本日の火星。

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 <火星>7年以内に水の流れた跡? 米探査機撮影

 米国の火星探査機「マーズ・グローバル・サーベイヤー」の撮影した画像を分析したところ、火星のクレーター内で、7年以内に新しくできた峡谷のような地形が見つかった。液体が流れた跡の可能性がある。火星には太古に海があったことが確実視されているが、現在も地表に水が流れ出ていることを示唆する成果として注目される。探査機に搭載されたカメラを開発した米企業の研究者チームが、8日付の米科学誌サイエンスに発表する。
 チームは99年と06年に撮影された火星表面の画像を詳細に比較し、99年の画像にはない新しいクレーター20個と、液体が流れてできた峡谷のような地形2カ所を見つけた。峡谷はいずれも南半球の中緯度のクレーター内壁にあり、長さ数百メートル。地下の氷が溶けて、水が地表に流出した跡と推測している。
 佐々木晶・国立天文台教授(惑星科学)は「現在の火星表面では気圧が低すぎ、液体の水はすぐに蒸発してしまうが、地下の氷が溶けて地表に噴出し、小さな土石流を起こした可能性はある。水が噴出した場所なら、生命の痕跡が見つかるかもしれない」と話す。
 これまでの探査で、火星には波が打ち寄せたような地形や海水が蒸発して残った塩分とみられる物質が見つかっており、過去に海があったとされる。直径10キロ以上の氷塊も発見されている。
 マーズ・グローバル・サーベイヤーは火星上空で9年以上観測を継続。活動中の探査機6機で最古参だったが、通信が途絶えて先月、米航空宇宙局(NASA)が観測終了を宣言していた。【西川拓】
 (毎日新聞) - 12月7日3時7分


 火星表面に新しい水流跡?米研究者が探査機画像を解析

【ワシントン=増満浩志】火星には今も水が存在し、時々地表面を流れている可能性が高いと、米研究者が8日付の米科学誌サイエンスに発表する。
 クレーター内に最近、出現したばかりの溝状の地形「ガリー」について、探査機の画像を詳しく解析した結果、溝は長く延びて枝分かれしており、氷や霜を含む堆積(たいせき)物とみられる明るい色調の物質に覆われていた。これらの結果から、「液体が斜面をゆっくり流れ下った跡」と結論づけている。
 画像は、探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーが同じ場所を繰り返し撮影したもの。新しい画像にだけ写っていたガリー2か所の様子を、マリン宇宙科学システムズ社(カリフォルニア州)で解析した。溝を覆う物質の水源として、地下水や解けた氷、雪の塊などが考えられるという。
 (読売新聞) - 12月7日7時0分

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 七年? たった七年前? 毎日新聞の記事の中にあるマーズ・グローバル・サーベイヤーは軌道上から何かそれを思わせる「兆候」のようなものを捕らえられなかったのだろうか?
 解けて噴出す程度の浅さに氷があるのだろうか?
 これはますます「有人機」を送って基地を作り、長期間滞在しての調査が必要だな。