「開いててよかった!」というキャッチフレーズで展開し続けていった「コンビニ」も、出店や閉店を繰り返して、もはや”飽和状態”になってしまった感がある。
サービスも似たり寄ったりで、おでんを始めたかと思ったら、ほかのコンビニも猿まねのようにおでんを始めるなど、差別化があまり感じられない業態である。
生き残るためには、やはり”立地条件”が一番の要素で、「こんなところにコンビニができたのか」と思ったところのコンビニは、撤退する場合が多い。
そんな跡地には、建物をそのまま使って、携帯電話屋が出来たりする。
確かに「コンビニ」は便利かもしれないが、消費税が上がったり、庶民の給与が増えないこのご時世では、コンビニより近くのスーパーを利用することが多い。
「コンビニ」を利用するときは、朝、パンを買って行くとか、100円コーヒーを飲むとか位で、相対的に値段が高い「コンビニ」では、多くの金は落とさない。つまり、「コンビニ」をお客がコンビニエントに利用しているだけなのである。
「コンビニ」の存在意義は、ただ”開いている”ことがコンビニエントなのだけであって、それ以外の存在意義はない。
これから「コンビニ」が生き残っていくためには、「スーパー」の要素もある程度取り入れて、割安感を出すだとか、お買い得品を揃えるだとか、そういった意味でのコンビニエントも考えたほうがいいのではないだろうか。
これから生き残っていく「コンビニ」は、多分「セブンイレブン」くらいで、ほかの「コンビニ」は戦略を真剣に考えないと、共倒れになるかもしれません。
これからは、お客のために本当のコンビニエンスは何かと言うことを考えてほしいと思います。
それじゃ、明日もみなさんにとって良い日になりますように
Good Day