ジャパンカップダート【12年】 | 一歩深く競馬を考えてみるブログ

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血統から見出すコース適性を分析し、尚且つラップ傾向を加味した予想をしています。

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◎シビルウォー(ウォーエンブレム×Sadler's Wells)

ジャパンカップダートの最大の特徴として、一流のアメリカン血統の馬より芝もこなせるような血統の馬が活躍しています。
理由としては阪神ダートは非常にタフなコースで、スピード一辺倒では押しきれず、スタミナが必要になってきます。
また、阪神コースで開催された過去4年の勝ち馬のうち3頭が逃げ切りで、先行勢が強い印象ですが、4番人気以下で馬券になった7頭はすべて4コーナー5番手以下でした。
つまり先行勢は力のある実力馬しか厳しく、穴は芝もこなせるようなスタミナを持った差し馬ということになります。
そこでシビルウォーですが、父ウォーエンブレムは秋華賞勝ち馬のブラックエンブレムを出しており、母はSadler's Wells×Rivermanとバリバリの欧州血統です。
また今年は有力馬に先行勢が多く、かなりの激戦が期待でき差し馬が台頭するチャンスは十分とみます。
前走JBCクラシックではトランセンドに先着、帝王賞ではエスポワールシチーとタイム差なしの競馬をしており、展開が向きそうな今回は人気を考えてもかなりの妙味があると思います。

○ホッコータルマエ(キングカメハメハ×Cherokee Run)

キングマンボ系はゴールデンチケット・ヴァーミリアンと2頭馬券になっていて、母父Cherokee Runはブラッシンググルーム系とポイントとした芝要素を満たします。
レース振りからもズブいですが相当スタミナがありそうなタイプで、阪神コースは合いそう。
先行勢は強力ですが、その中でも残れるスタミナがあると思います。

▲エスポワールシチー(ゴールドアリュール×ブライアンズタイム)

3年前の勝ち馬で、母がブライアンズタイム×ブレイヴェストローマンとまさに芝血統です。
国内ダートで馬券圏内を外したのは3回ですが、全てマイルへの短縮でのもので延長では全て連対しています。
延長からスムーズに先行すれば無様な競馬はしないはずです。

△ニホンピロアワーズ、トゥザグローリー、ローマンレジェンド、ワンダーアキュート