ゴロフキンvsカネロ 「9/16」 ロマゴンvsシーサケットⅡ | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

世界ミドル級の3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)は、WBO世界同級王座を保持するビリー・ジョー・ソーンダース(英)と、6月10日に戦うとされていたスケジュールを白紙に戻した。

 

 

先月下旬、ソーンダース陣営のフランク・ウォーレン・プロモーターが、「財務的に条件は合意に達した。今後、10日以内にゴロフキンが契約書にサインすることを待つ」と逆オファーしていた後、ゴロフキン陣営からは、王者が負傷しているとのニュースが流れていた。

 

負傷の程度、度合いは分からないが、昨年から今年の9月に対戦の方向で水面下で交渉を続けるサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)戦の実現を確実にするために、ゴロフキン陣営はミドル級王座4団体統一を見送った。

 

 

カネロは5月6日(日本時間7日)に、ミドル級リミットオーバーでのフリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)戦を控えているが、ようやく、その後はミドル級で戦うことを表明。オスカー・デラホーヤもゴロフキン陣営の決定に、「大いに満足」と胸をなでおろしている。

 

もっともゴロフキン陣営は、9月にカネロ戦が実現しないことも想定しており、その場合はソーンダース戦、ダニエル・ジェイコブス(米)との再戦も視野に入れている。

 

そしてバーナード・ホプキンス(米)の持つ、世界ミドル級王座20度防衛の記録を塗り替えた後、スーパーミドル級に転向。ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)の持つWBOへの王座挑戦を視野に入れている。

 

 

ゴロフキンvsカネロは、既に9月16日(日本時間17日)に米国開催の線が出ているが、WBC世界スーパーフライ級王座奪回を目指すローマン・ゴンサレス(ニカラグア)と、シーサケット・ソールンビサイ(タイ)の再戦も、9月対戦で合意というニュースも流れている。

 

再び、ゴロフキンとロマゴンの揃い踏み興行が実現する可能性は高そうです。残るはカネロ。早期からウェートを落とし、今までとは違う所を見せているチャベスJrは、「今度は本気?」で、5月の試合は内容次第で早期再戦も噂されるだけに、ファンが納得する勝ち方が要求される。

 

今後に動向に注目。

 

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