タイソン・フューリー 「WBO暫定王座設置へ」 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)との再戦を2度に渡りキャンセルした、世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(英)に対しWBOは、26日付け(現地時間)で医師の証明書を提出することを要求。精神衛生上(うつ病)で、戦える状態にないと判断された王者は、現在の状況、トレーニングに戻れるまでの期間、実際にリング復帰できる次期を明らかにすることを求められている。

 

 

提出は10日以内で、180日以内に復帰出来る状態にあれば王座はそのままだが、暫定王座が設置される。しかし、期日までに明確に証明が出来ない場合は、王座は剥奪となる。(上写真は、リナレスvsクローラ戦でのフューリー)

 

フューリーをスーパー王者に認定しているWBAは、ルーカス・ブラウンの(豪)の王座剥奪で懲りたのか現在、静観中。正規王座は空いているが、ブラウンvsフレス・オケンド(プエルトリコ)で争うことになっており、暫定王者は既に存在している。

 

そして暫定王者ルイス・オルティス(キューバ)は、クリチコの次戦相手候補として、話題に上がっている。

 

 

オルティスは入札により、3位アレクサンデル・ウスティノフ(ロシア)と暫定王座の防衛戦をする事になっているが、現在、具体的スケジュールが決まっておらず、クリチコとの対戦を希望。

 

12月10日(現地時間)に、独・ハンブルグのO2ワールド・ハンブルク(約1万6人収容)を押さえているクリチコ陣営。果たして、その対戦相手とタイトルは?。

 

※10月15日のWBC世界ライトフライ級戦。ロペスvsゲバラはロペスの負傷で延期。

 

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